雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 午前中、朝っぱらから盛大に音をたてて洗濯をして、自宅でごろごろしていると母親から電話があって弟が旅行の土産を預けているから取りに来いと言う。忘れていた。新宿まで直射を所々で浴びながら歩いて行ってポイントを付けてから地下を歩く。西武新宿線まで。サブナード歩くのも久しぶりだ。


 エアコンの壊れた実家は思いのほか涼しかった。窓を全開しているから風が通って行くし南側の木々が直射を遮ってくれるので庭が温度が低い。二階にもエアコンがあるが使い方が判らないらしい。その前に、あちらこちらに新聞紙などが山積みになっているらしいからたどり着けるかと言う問題はあるんだが。多分、動かそうと思えば動くんだろう。


 話は自然と白山の話。写真を見せたりして話をしていると父親が登ったときの話は結構、行き当たりばったりだったと言う事が判った。最初は金沢経由の予定が寝坊したのがいたので白川郷経由になったとか、大雨でバスの金名線が止まっていたのでヒッチハイクしながら行ったとか、泊まる場所はその場の勢いで決めていたとか。その場で臨機応変に決めると言うことが出来なければ勤まらない仕事をしていた人達だからということはあるが、それにしてもちょっとびっくりだ。その後は話しは脱線を続け、東北本線の電化についてとか何がなんだか。この辺りになると話しについて行けなくなった母親が脈絡無く違う事を言ってくるので、それにも合わせなければならない。ううむ。


 帰りは「なかのん」に乗る。金額的に見たら西武新宿まで行って中央線で中野に戻ったほうが安かったような。前に「なかのん」に乗ったときは渋滞に巻き込まれて1時間以上かかった記憶があるが、今日は20分程度だったかな。案外あっさりとついてしまった。


 前に実家から引き取った期限切れの連中は着々と消費中。夕食はまたもやそれで蕎麦をゆでて済ませる。そして寛いでいると隣の兄ちゃんが喉を締め上げられて絶え絶えになったような声で何かを唱え出した。聞いているこちらの体調がおかしくなるので、こちらも何かを聞いて害音をマスキングすることに。TVだとつまらないので先月購入したティーレマン指揮シュターツカペレ ドレスデンブルックナー交響曲8番が未聴だったことを思い出し、それを取り出しプレーヤにかける。遅めのテンポで、細かいところは楷書な演奏。個人的には何回か繰り返して聴くことだろう。でも、某評論家は一言で切って捨てるかもしれない。伝統的な演奏では無いと言って。これを一通り聴き終えるときには隣は静かになっていた。その後しばらくして眠りに落ちた。