雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 本屋に行って棚を眺めると基礎的な文献が消失している。例えば X Window System に関する本は見当たらない。その上の KDEGnome の本も無い。この間は若いのからシグナルって判りますと聞かれた。あごが落ちそうになったが、彼らにとっては太古の昔の話。本屋に行っても話題になる技術の本はあっても、そんなことを書いた本は出版されているとしても置いていないことが多い。


 入手する方法は無いことも無い。まずはネット通販。本屋では物理的に陳列できなくても通販なら古い本でも在庫があるかもしれない。それでも日本語の本が無ければ英語の本だ。または英語の仕様書。日本では直ぐに絶版になるが英語版は出版はされているしアップデートもされていなくもない。日本語の本も出ていて欲しいものだが売れる本を売るのが出版社だから絶版も余り売れそうに無いアップデート版が出ないも仕方が無いとは言える。そうするとどうしても原著を読める者が有利になる。


 後、日本語版が出ないと言うと、本当に手元にあって欲しいリファレンスも出版されないことが多い。ま、リファレンスは出版されたとしても個人で全てを購入できる金額では無いくらい大部になることが多い。一部分を購入するのが精一杯だから、セットである程度の部数が出た後は売り上げは見込めない。


 細切れの知識はネットでも探せるが、体系立てて知るには不十分なことが多い。また、網羅していない部分がある。探すのだけで時間がかかることがある。企業ではネット禁止というときもある。そうだとすると wikipedia のように techpedia のようなものがあれば良いのか。体系立てて知識を授けようと言うページは無いではないが探し当てるまでが大変だったり、知りたいことについては書かれていないこともある。ここにアクセスすればなんとかなるかもというページがあれば、まずは時間の節約になるだろうな。


 最初は日本語版を出しててくれぇという話のつもりだったが、まず書いて、論理がおかしいと修正する、と言うのを繰り返していたら違う方に話が進んでしまった。