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終日、ケルベロス認証についてググり続ける。概要を多少掘り下げたサイトは幾つも有ったが、相互にコピペしたのではないかと思われるくらいに似通ったことしか記述されていない。知りたかったのは詳細な仕組みだったのだが。こう言うときに、本は有難いが、ちょっと流行から外れるとあっという間に絶版になるし、そもそも、本がアップデートされてないようだ。確かに知らなくても使えるのだが、詳細まで知っていると、色々と応用が効いてくれるからな。分かりやすい知識に簡単にアクセス出来ることは必要だ。

それに似た話で、今の高校では行列を教えていないと言う記事があった。この次にはベクトルを削るらしい。数学が嫌いな者が多いから教えない事にするのだと。知らないことを教えるのが教育だろうと書かれていたが同感。学校では計算が出来るとか問題が解けると言うことがメインになっているから、生徒としては出来なくて嫌うのだろうが、その前に何故、こんなことを考えたのだろうか、とか、これによりどういう応用が有るのだろうか、とかを教えて有ると良いな。実際、中学生の時だが、古い参考書には球面三角法が乗っていたが、我々の世代では教科書の範囲外と言うことで習ったことが無い。しかし、大学に入った時に出てきたのだよ。大学で使う本だと一挙に汎用的に書かれているから何を言っているのかすぐには理解できない。中学生向けだと、細かく切って書かれているので追ってゆけば、概念は掴みやすい。それで難を逃れたが。それからすると必要になったら勉強すれば良いと言うのはいかがなものかと思う。計算とかの技術は必要な時にでも鍛えようがあるが、考え方は若い時から教えておくことは出来るのだから。