では、昨日書きそびれたネタを。8日は夏休みの1日目と言うことでショッピング。まずは銀座のYAMAHAでプーランクの「サルヴェ・レジーナ」を探したら曲集の形で出ている物しか見当たりません。単品が欲しかったのだけれど。とりあえず検討することにして購入は保留。鳩居堂では匂い袋。昔は古くさい匂いだと思っていましたがこの頃は悪くないと思うようになりまして。更に北に向かって歩くと台風の影響で雲の形が面白い。ふと、秩父に行ってみるとどうなるかなと思ってみたり。日本橋まで歩いて高島屋。仙台の「九重」が置いてあるので。九段下まで移動して神保町、駿河台下へ。ヘンデルの「メサイア」とペンデレツキという妙な組み合わせでCDを購入。本は仕事関係と文庫を色々と。この時点で池袋に移動すれば秩父までのレッドアローにちょうど良い時間になるはずなのでお茶の水から丸ノ内線。池袋で空きを確認すると問題無し。考えてみれば平日なんだから当たりまえ。
14:30発。車窓からの風景は所沢にたどり着くまでに既に田園。稲荷山公園駅付近は自衛隊のベース内を突っ切っているとは知りませんでした。飯能では向きが変わりますが椅子を反転する人がいないので回しそびれました。動き出すと逆に進むので、どうも落ち着きません。車掌が回ってきたときに断って席を移動しました。実は飯能を出た時点で定員の三割を切っていたような混み具合でして。いよいよ山岳区間。西吾野までの池袋線(だったよな)は戦前からの路線だったはずですが良く敷設したもの。正丸まではスピードを落としてじっくりと進んで行きました。正丸駅を出ると一時は民鉄第一位の長さだった正丸トンネルに突入。単線トンネルですが中に列車交換の設備があって池袋行きのレッドアローが止まっていました。それを過ぎると急にスピードが上がる。サミットがあったのかな?秩父盆地に出ると空に晴れ間があります。それまでは薄曇りと言う感じだったのですが北の方角は青空が見えています。この辺りだと南アルプスや八ヶ岳辺りが影響しているのかな。南を見ていると削られている武甲山。石灰岩を採取してセメントにしているはず。全部削られるまでどれくらいかかるのかな。
西武秩父に到着。この前、来たのは車だとR140の超大トンネルが開通したとき。電車だと地学実習のときだから20年程前。記憶が無いけれど、仲見世ねぇ。平日だから殆ど人がいません。突っ切って秩父鉄道のお花畑駅。西武秩父に到着直前に事細かに乗り継ぎのアナウンスがあったので焦らずに済みました。流石に秩父駅までは歩くには時間が不足。売店でSLタオルを売っていたので購入。寄居、熊谷、羽生のどこで乗り継げば良いかを考えていたら、連絡案内の時刻表が張り出されていたので熊谷でJR高崎線に乗り継いで上野を目指すことにしました。寄居から東上線とか、羽生まで行って伊勢崎線というのも捨てがたかったのですが時間が。しばし待つと改札を始めますと言うアナウンス。ホームに出て待つと国鉄101系の払い下げが三連でやってきました。冷房改造済み。すれ違った列車はそればかりでしたが、熊谷では都営三田線で走っていたのが止まっていましたから一挙に置き換えた訳でもなさそう。乗って寄居までは荒川沿いに山の中。寄居から後は関東平野。何処も同じな風景。
熊谷では湘南新宿ラインがやってくるところで、これに乗れば3時間弱で帰宅出来ますが、上野に到着してみたいというのもあるのでやり過ごすことにして駅蕎麦で腹ごしらえ。結構うまい。食べ終わってホームに行ったら目の前でドアが閉まって10分待ちとなってしまいました。上野までの時間を見ようとしたら山手線や東海道線のような標準時刻が掲示されていなかったので新幹線改札のところで在来線の所用時間を尋ねてしまいました。1時間強かぁ。眺めを確保出来ると言う言い訳のもと二階建てグリーン車にひよってしまった。それなりに見えたから元は取ったかな。荒川を渡ることには暗くなっているはずだったのですが、台風の影響で雲が太陽光を反射するようになっていて東の暗い空に、西からの反射光で光る建物が見えると言う妙な光景でした。上野は高架ホーム着。山手線で東京まで。東海道線で帰宅。熊谷辺りから肋の直下あたり、身体の中心から握りこぶし1つくらいのあたり両側が鈍い痛みがあったけれど帰宅したころには、まだ、その程度だったのですが、深夜になるとあんなことに。。。