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バルビローリ箱は余り進まず。今日はCD４０だけ。理由は昨日届いたSACDを先に聴いていたから。そのSACDとは Tower Records のDefinition Series第30弾としてバルビローリ指揮のウィーンフィル／ブラームス交響曲全集と、エルガーの交響曲等の2種類計５枚。ブラームスの方は日本でも時々再発売されている。エルガーの方は日本初出が多い様だ。交響曲第1番、第2番、序曲「フロワッサール」、エレジー、ため息、歌曲集「海の絵」が収められている。まぁ、ここに収められたデイム・ジャネット・ベイカーの歌う「Sea Pictures」は既にEMI時代に出たCDもSACDハイブリッドもSACDシングルレイヤーも持っているので、序曲「コケイン」辺りが入って居てくれると嬉しかったのだが。それでもこの曲は良く聴く曲だから悪くない。そう言えば「Sea Pictures」はバレンボイムが振ったものがこの間出たのでmoraでちょっと聴いているが、あの独唱はやや高めの声だった。あれも物理媒体で入手したいものであるが、CDだとなぁ。SACDで出てくれないと、と思ってしまう。全世界的に配信が主流になっていて物理媒体に固執するのは日本とかくらいと言う話をレコ芸とかで見たような気がするが、配信だと音は良くてもそれに付随する情報が分からない。Mora 等は作曲者不明な表示になって居たりとかだしな。聴きながら解説を読む楽しみというのもあるのだ。