寝不足ではあるが何時もと同じ頃に会社。今日は某次長の出演する演奏会があるので弁当を作らないで良いと言うのもあって時間が同じにできたのだな。
定時であがって錦糸町。すみだトリフォニーホールで新日本フィルの531回定期演奏会。指揮はインゴ・メッツマッハー。うちにもウィーンフィルを振ったメシアンの「彼方の閃光」なんてCDがあったりする人だ。ツィンマーマンの”管弦楽のスケッチ「静寂と反転」”とベートーベンの”ミサ・ソレムニス”で曲の間は無しで演奏すると言うから間に合うように駆けつけた。十二分に余裕があったな。開始時刻が19:15だったからと言うのが大きい。これが19時だったら飛び込んでセーフだっただろう。客席を見渡すと一面に白髪に禿に薄髪。。。30年後には自分も含めこの人たちは居なくなるだろう。そうすると定期演奏会と言うのは成り立つのだろうかと思わされる。
演奏は切れ目なしにツィンマーマンからベートーベン。だが、曲が明らかに違うことが判別できる。続けて演奏する意味はあったのか。指揮者の強い意向だったそうだが。どこまで伝わったのだろう。それはともかく、聴いていて自分はベートーベンよりもモーツアルトの方が好みなのかもと思う。いや、それは単に自分にベートーベンの声楽曲に馴染みが薄いからではないか。昔からベートーベンよりもモーツアルトの曲の方が馴染みがあったからな。そんなことを思っているとモーツアルトが聴きたくなってきた。帰ったら聴こう。終わって錦糸町は21時ちょっと。秋葉原経由で帰宅した。