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　定時で上がって演奏会に赴く。合唱＋何かの楽器という試みのもので、本来なら何処でとかどういう風だったとか書くところなんだが感想が余りなものなので自主規制する。最初の曲は演奏が酷かった。合唱としてはなかなか上手だと思う。でも、音大出身で揃えている割には声が歌じゃない。声楽以外のでそろえたんだろうか。地声っぽく聞こえたり平たく潰れた口の開け方であったり。音はよーかんのように均一な音量じゃなくて膨らんだりしぼんだり。聴いていて拷問だなと思った。こんなのが続くようでは最後まで耐えられるかと。でも、次に出て来たのを聴くと、これは悪く無い。そこで思い当たったのが指揮者の年齢だ。やはり年の功ってやつかな。発声だけじゃなくて発音やアーテキュレーションまできっちりと整えてある。最初のはそういうところに気がついていない指揮者だったのかもしれない。こんなふうに持ち直して最後まで何とか聴けた。まぁ、トータルでは元を取ったと思う。