雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

午後も15時ごろになってここ数日続けていた仕事がひと段落した。そこで月曜日にやろうかと思っていた分をちゃちゃっと済ませて上に送り付けた。月曜日にはそれをもとにディスカッションして修正と言うことになる。


そうこうしていたら帰宅がほんの数分遅れた。その遅れは20分くらいに拡大するのだな。今日は日本フィル東京定期。開演間際に滑り込む。曲は湯浅譲二:始源への眼差III(2005年日本フィル委嘱初演作)、ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲、シューマン交響曲第3番《ライン》と言う名曲に日フィルシリーズの再演が加わったもの。ソロはいずれも団員でヴァイオリン:千葉清加[アシスタント・コンサートマスター]、チェロ:辻本 玲[ソロ・チェロ]だ。そして指揮は飯守泰次郎。作曲者が来ていて曲の終わりに座席後方から舞台まで上がって喝采を受けていた。それにしても。飯森さんは湯浅曲では殆ど”振っている”だけだった。ラインでは慣れているからだろうが、細かな指示をだしていたが。


隣の人達が酷評していたのを聞いてなるほどなと思った面がある。もっとソロに歌わせれば良いのにとか指揮者も歳食ってくると思うように体を動かせないとか。歌わせ方が不足と言うのは頷けた。と言うかそう言っているのを聞いて、何か型にはまったような感じがするのはそれだったかと思い当たったと言うところ。また動きが悪かったのは同意。ついついパワフルなラザレフや若いインキネンやヤマカズと比較してしまうと。でも動きと演奏の良し悪しは直結しない。チョッキのポケットの幅だけの振りで名演奏を繰り広げた指揮者も過去に居たようだし。いずれにせよ十二分に満足できたとは言えないということになる。