雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 今日から白山の登山行。6名のグループで車二台に分乗して行く。今日は移動のみ。明日の朝登り始め2450mの室堂で宿泊。明後日は3時起きで2702mの御前峰に登り御来光を拝み下山して金沢で一泊。反省会をする。最終日は移動のみで帰宅の予定。


 今朝は4時には起きていた。荷造りは昨日の内に済ませていたので特にやることは無し。6時半前後に家を出る。休日である事を忘れていて、いや、忘れていたわけではないのだが、電車の時刻が違っている事に気づかず、ちょっと走りこむ羽目になった。予め水分を多めに用意して有ったので重いのだな。汗だくになる。目白駅に7時集合で、ぎりぎりに行ったはずなのに一番に到着。みんな遅い。扇子であおいでいるとリーダーが車で来るのが見えた。車に近寄って挨拶を交わし本日の予定のコースについて話をしている内に他の人も到着。


 コースは不思議な事に、関越、上信越道北陸道東海北陸道を回って岐阜側から登るという珍しいコースが選択されている。普通、マイカーで白山に登るとしたら金沢から国道157号を南下して途中から手取川沿いの県道に入って市の瀬に止めて、そこからバスに乗り換えて別当出合まで行き、登り始める。シーズンなら金沢から別当出合まで直通のバスもある。白山の御前峰には白山比竎神社の奥宮があるが、本宮は金沢から国道157号で15から20km程度の所にあるから両方を順に参拝するという人も多いらしい。また、距離的に東名経由の方が短いのだが。リーダーに何故こういうコースにしたのかを尋ねて見たら、どうやら調べないで適当に選んだらしい。


 車二台には適当に分かれる。日産フーガに初めて乗った。排気量が排気量だから何とも滑らかな動きだ。運転はオーナーが全区間行った。助手席はメンバの最高齢者の方。まぁ山に登ろうと言うからには元気な方だ。ただ昔に比べて肉付きがほっそりしてきた感がある。私は後部座席で荷物と化している。音楽などは前席の方達の趣味で昔のアイドルやら何やら。聞いた事はあるが曲名は知らないというものを行き返り聞かされ続けた。荷物には音楽の選択権は無いのだ。


 昼食後、長野付近を走行中にオーナーが眠くなったと言い出す。途中のPAで30分ほど睡眠休憩。携帯でリーダー車に連絡。今回は運転しているわけでも無いので自然と連絡係となった。だから Xperia を購入して初めてマナーモードを解除した。目を覚ましたらシエスタの威力は抜群ですっきりしたと言い速度を上げる。軽々と走ってゆき宿に着くころには遅延をそこそこ挽回した。


 北陸道を西下する。親不知を抜けてしばらくすると富山平野が広がる。たんぼから蒸発する水分で風景は柔らかく感じる。甲州信州と言った水田が少ないところではなかなかあのように柔らかい感じにはならない。また高圧の送電塔が林立しているのは水量のある一級河川が多いから発電所も多い富山の特色かもしれない。リーダー達は富山ICで一旦下りて買物をしているはず。こちらは小杉ICで降りて高岡の巨大モールで買物にする。最初は道案内が大変かと思っていたんだがIC降りたら看板が要所要所に立っていたので案内の手間が省けた。その昔は一面に水田が広がっていたんだがな。


 砺波まで国道156号を南下。北陸道に入って小矢部のJCT東海北陸道白川郷ICまで南下。そこからまた国道156号を南下して白川郷平瀬温泉の白山荘という茅葺屋根の民宿で宿泊。ページがあるのでググってみれば良いが、茅の厚さはなかなか。風情がある。合掌造りとしては120年くらいの新しい物らしい。写真を撮ろうとしたがタイミングが悪く撮り損ねた。温泉は源泉が白山山麓の大白川から引いているかけ流し。ぬる目で入りやすかった。民宿だから個人の家の広めの風呂くらいの広さ。2、3名で満員になるが、これタイミング良く独りで入れたのでのんびり出来たわけだ。夕食事には覚悟はしていたがビールを一杯呑む羽目になる。登る前は精進潔斎なのだが。でも、アルコールはともかく、飛騨牛など、いろいろと有難く頂きました。早朝から起きていたのとアルコールで21時ごろには寝てしまった。