雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

寝るのが早いと目が覚めるのも早い。昨日で味を占めたか今日は今まで乗ったことの無い路線の旅に出てみようかと思った。ふと思いついた候補はいくつかあって、飯田線も捨てがたかったが朝7時頃には出ないとならないのでパス。と言うことで水郡線にしてみた。品川から特急「ひたち」に乗ってみたいということもある。調べてゆくうちに「えきねっと」のアプリを使うと楽なようなのでインストール。えきねっと自体には登録済みなので登録情報を更新する。ふぅむ、かなり長いことアクセスして居なかったようだ。会社に行くのと同じ時間に家を出て神田で京浜東北線。夏休みと言うことも有ってか比較的空いている。アプリからチケット購入し殆ど残って居なかった窓側を奇跡的に確保。何故か通路側が埋まっていて東京駅から乗って来た。品川駅でおにぎり等購入して東京駅までで食べていたから良かったが。

 

 

水戸で一旦改札の外へ。ここまでSuicaで乗車して来たのだな。水郡線の乗車券を購入することにして自販機の上に掲示されている路線図を見るが途中までしか書いていないので自販機前で案内をしている駅員に尋ねると操作してくれたが、それはクレジット専用機らしく、現金を使えるのはみどりの窓口の自販機だということで再度操作して貰って購入。おにぎりと飲み物を購入して水郡線のホームへ。2両編成とな。出発まで数分しかなかったので進行方向とは逆向きにボックス席に座ることになる。久しぶりのディーゼルカー乗車。出発時は力を振り絞って動き出すと言う感覚は電車とは異なる。ハイブリッド車かと思っていたが調べて見ると2008年頃の車両だった。その割には初めて乗車するのだがな。出不精だからだ。上菅谷で常陸太田方面と別れる。そちらも1度は乗ってみたいが動機に欠ける。常陸太田に有る観光名所と言うと西山荘だが行ったことがあるからな。乗りつぶしを目指している訳でもないし。これも心残りのままになってしまうのかも。常陸大宮辺りからは平地が少なくなった。先の方では久慈川に沿うようにして走って行く。時期的に窓を開けなかったが開けられる時期ならば風も気持ち良いことだろう。

 

 

水戸で乗ったのは常陸大子行きで、終点では40分程度で始発の郡山行きに乗り継げるはずと思ったのだが駅員に時刻を確認すると2時間ほど無いらしい。時刻表に記載されていたのはどうやら臨時列車だったらしく今日は走らないと言う。途中下車とさせてもらって袋田の滝に行けるか街中を歩いてみると、R461が町内を通過していた。歩いていると自転車に乗った高校生のにいちゃんにこんにちわと声をかけられたが、声掛け運動でもしているのかな。歩いて行くと直ぐにR118と合流し道の駅「奥久慈大子」があったので寄ってみたら袋田の滝まで5.5kmとの案内があって断念する。道の駅にも入って見ると温泉が有ったので入ってみようかと思ったりもしたが着替えが無いのでこれも断念。やはり車で来ないとな。駅前まで戻るとC12の187号機が赤いナンバープレート付きで綺麗に静態保存されていた。雨除け等は無しであれだけ綺麗に保存しているのは中々聞かないなと思って調べて見ると、もともとは久慈川の対岸の公民館で錆びついていたらしい。それを修復して平成22年10月に駅前に移設とのこと。なるほど、未だ1年と経っていなかったのか。駅前に屋根付きで木造のベンチが多数設置されていたので座って風にあたりながらおにぎりを食べたり汗を乾かしたりする。茨城交通のバスがそこそこの頻度でやって来るが袋田の滝に行くのはタイミングが悪かったようで・・・いや、調べてみたら殆ど本数が無いな。乗り継ぎ迄しっかり調べたうえで利用しないと駄目だ。ふらっと行って乗れるような代物ではない。車がお勧めだな。またはバスツアーだ。

 

 

水戸発郡山行きがやってくる時刻が近づいたのでホームに入ってカメラを鞄から引っ張り出してあれこれ撮影してみる。思ったようなものを撮るにはレンズ交換が必須。なるほど、レンズ沼等と言うが、これは確かに何を撮りたいかによって適切なものを持っていないとな。と言うか、鉄道と風景を撮るとすると1本のレンズでは駄目だ。複数のレンズが要るが、それを付け替える時間を考えると撮り逃す可能性が高い。カメラ自体を2台持ちしておかないとならないだろう。流石にそこまでやる体力も気力もないな。今回も駅に進入してくる列車を望遠で撮って、近づいた後は交換して広角で撮ったが、ゆっくり入ってきてくれたから撮れたが、それでもぎりぎり。普通の電車の接近速度では不可能だった。

 

 

郡山行きは4輌編成でやって来たが、ここで3両切り離して単行となる。ここまで見てきたのは全て2両編成だったから、これより北は単行でも賄える旅客数なのだな。ただ、今日はたまたま出かけていた高齢者の団体が居て座席はほぼ埋まっていた。開いている席は進行方向の逆向きだったが座れただけでも良しとせねば。走り出すと偶に脇に生えている草木が窓を叩く。偶に雨が降って居たりもする。関東から東北にかけて局地的に豪雨が降っているスポットがあるようだ。郡山に近づくとホームや駅舎が綺麗に改築されている駅が幾つかあった。東北本線安積永盛駅では高校生がどっと乗って来る。何とか単行で納まっていたが郡山までの1駅区間だ。何の気なしに外をぼーっと見ていると何処ぞで見かけた車両が。車両センターか。廃車作業中と思しき車体も見受けられる。カメラを構えて居れば幾つか記憶に残りそうなものが撮れたなと思っても後の祭り。

 

 

郡山駅では改札を出る。水戸→郡山の乗車券は自動改札に回収された。スマホで撮ったフォトのみ残る。那須塩原東北本線で南下してから新幹線に乗ろうかと思ったが本数と時刻からすると諦めて郡山で乗った方が良さそうだ。えきねっとのアプリで一人で占有できる席を検索して東北新幹線ではなく秋田山形新幹線の車両なら取れそうなので確保する。夕食は良さそうな店が思いつかなかったので新幹線の改札内の立ち食いそばで。小腹は満たせた。ついでに母親に福島桃の土産を購入。東北道のSAでも同じようなものを売っているな。1時間半弱で東京駅到着。あのまま東北本線を南下していたら未だ黒磯駅辺りで宇都宮行きの乗り換え待ちだったかも。20時ごろに帰宅したら母親には早いと驚かれた。もっと遅くても良かったかもしれない。