雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

明日からGWだと思うとわくわくする。まぁ、その先に地獄があるかもしれないのだが、そこは目を逸らしておいて、目先のことだけに気を向けよう。今日は日本フィルの東京定期演奏会第699回。今回からまたちゃんと通うことにした。昨年のサントリーホールの改修で別会場を転々とするようになったあたりから、仕事にかこつけて行かなかったりしたのだが、気分転換にはこういうことがないとな。今日は首席指揮者のピエタリ・インキネンで曲目はワーグナー尽くし。タンホイザー序曲にローエングリンの第一幕への前奏曲、第三幕への前奏曲、それとマゼール編曲の「言葉の無い<指輪>」。これは1987年にマゼールベルリンフィルを振ってテラークレーベルに入れたCDで長年親しんできたもの。実演は初めて聴く。まぁ、マゼール以外が振ることなどがあるとは思えなかったが、CDはNaxosから出たものもあったなぁ。久しぶりの定位置からの鑑賞。舞台の上の方も多少変化が見受けられる。今日は対向配置なので見え方はいつも通りではないが。演奏が始まると、こんなにパワーが、とか、管が安心して聴いていられる、とか嬉しい驚きがあった。音色はもう少しふっくらしているのが好みだが。これは楽器も関係してくるので、そこまでは望まない。最後はコンマス木野さんが早めに礼をして締めくくった。あれだけのパワーで演奏していたら当然だな。お疲れ様でした。来月も楽しみだ。