雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 今日は2種類。1つはシカゴ交響楽団SACDプーランクの「グローリア」とラヴェルの「ダフニスとクロエ」を収録した物。2007年の11月の録音。ソプラノソロが曲にあっていないように感じたが、それ以外はなかなか聴き応えがある。悠々と歩んでゆくといった趣の演奏。ダフニスでは音量を絞って聴いていたのと愛聴盤(モントゥーが1959年にDECCAに入れたもの)と頭の中で聞き比べをしながら聴いてしまったところもあって、単調に感じたところもある。これも音量を上げて何回か聴きかえせば払拭されるかもしれない。また、大人数の合唱団だと実演では聴くに堪えないときもあるのだが、ここではそういうことも感じないで聴いてられたのは良かった。


 もう1枚は日本の独立レーベルに EXTON というのがある。これが創立10周年記念で SACD 10枚にボーナスCDを入れた箱を出した。どうせやるなら全部 SACD にすれば良かったのにちょっと味噌を付けたと言ったところだな。ま、そうは思ったが、これだけのものを、こんな低価格で出すのだ。そして、実を言うと全部持っていない物ばかりだったりする。これは買わないわけにはいかない。曲自体は好みの物が多いわけで。量が多いのでまだ聴いていないが楽しみだ。