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　会社に行ったらメモがおいてあって、頼みたい事があるから、とかいてありました。ちょっと考えて「これは多分こういうことだろう」と話していたら以心伝心と言われてしまったけれど、それはかなり厭。「察しろとは言わない。感じ取れ」という文章を一昨日読んだけれど、それによると「察する」のは推理によるもので「感じる」のは以心伝心のほう。こちらは考えた上のことを口にしたのに、心が通じ合っているように言われるのはなぁ。

　昔から人の言わんとすることを察するには得意で「あれ」の一言で相手の言わんとすることから暗黙に思っていたことまで引きずり出して音声化してしまったものですが、それが他人にはなかなか出来ないことなのだと言うことを知ったときは、当然誰にでも出来ることと思っていたので、驚いたことがあります。自分に出来ることは当然誰にでも出来ることと思うのは悪い癖なんだろうな。悪いというか自分の利益にならないと言うか。独自性を強調するときには役に立たない考え方なのだから。

　とは言うものの。他人との違いなんて気にしていないので、損をしている訳です。