雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 快調に仕事。20時くらいでおさめたが。作った物をつなぎ合わせて走らせる試験をするのだが、その前にデータベースに設定する項目が多くて三千程度ある。これを簡単に設定するスクリプトがあるはずなのだが誰も知らないと言う。それはそうだ。元々、前世紀に作られたものだもの。その当時、携わっていた人は既に居なくなっている。いや、文字通り。1つの仕事で納入までたどり着いたら協力会社の人は契約終了で居なくなるのだな。そうしてノウハウもツールも不明となる。今まで4回くらいは同じことを繰り返していた代物だから、そのたびに同じことが繰り替えされたのだろうと思う。物と人をワンペアで保持していないと後々に困るんだが、それは少し上に行くと忘れ去られる。こういう考え方になるのは当然で、費用対効果を考えたら必要な時だけと言うのは悪くない考えに見える。


 それよりも問題なのは、物と人をワンペアで保持していなければならないというところだ。個人の技能に頼って物を作るから、その人が居なくなると訳が分からなくなるのは当然のこと。それでは駄目なのだな。誰がやっても一定の水準を保てるようにしないと。


 しかし、そうするとレベルが非常に低いところしか狙えないのだよなぁ。上で出てきた三千程度のデータだが、私だから身についた知識を利用して半日程度で済ませてしまったが、経験が無いと1週間やそこらはつぶしてしまっただろう。まぁ、方法を調べるのが昔と違ってググればなんとかなるから1週間なのだが、それが無ければまずは調べるだけで1週間以上かかったことだろう。


 と言って、技能を身につけるのが良いことかと言うと。手早く済ませられると言うのは上から見ると困ったことでもある。時間で料金請求をするのには延々と時間がかかっていた方が良いのだな。太古の昔から、そのうち技能で、と言われてきているが、未だにそういうことは無い。だらだらとやる気力と体力のある者が重宝がられるのだ。