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　体を動かすと胃の左側に刺すような痛みがある。前よりも後ろ側かな。どちらにも痛みが出るので内臓がおかしいのだとは思うのだが医者に行っているわけでもないので詳細不明。数年前に胆嚢炎を起こした時と進行が似ているな。あの時も何かおかしいと思って医者に行っても気のせいだとか言われて悪化して救急車で入院となったのだった。今回は、もう少しうまくやれるだろう。

　課長と面談があって、どうやらまた遠距離通勤をすることになるかもという話になった。山手線の内側の南部。品川は大混雑するからなぁ。時期は来年度からだろう、あの感じからすると。その前に通勤は近距離にするし出張も無しにすると言うその昔の話はどうなったのやら。色々と人が変わってゆくと引き継ぎもされないと言う良い証拠だ。ううむ。

　ちと、ぶーたれたい気分になったところで、今日は気分転換に向いている日本フィルの東京定期の日。定時でさっさと退社してサントリーホールへ向かう。溜池山王で地上に出ると雨が降っていたのは想定外だったが、まぁ大した距離ではない。

　今日の指揮は広上淳一。細かい曲が沢山。時間も短い。モンテヴェルディのオペラ＜オルフェオ＞からトッカータ、デュティユーのコレスポンダンス。これにはソプラノソロで谷村由美子。ベルリオーズの序曲「海賊」、プッチーニの交響的奇想曲、同じくプッチーニでオペラ＜マノン・レスコー＞から第三幕への間奏曲、最後はストラヴィンスキーのバレエ組曲＜プルチネッラ＞。定期と言うよりは名曲とか教育のプログラムだわ。付け合わせを羅列したようなプログラムだからか会場は人の入りが悪かったな。その分、のびのびと座っていられたので有難かったが。それにこういう物の方が面白いものに出くわす確率が高い。今日の曲の中では「海賊」かな。こういう鳴りまくっている曲は嫌いじゃない。静かな曲だと指揮者のダース広上の呼吸音がうるさいのだった。