雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 昨日のサーバは、一度落としたら二度と立ち上がらないかもしれないと渋る人が居たが、どうせもう少ししたら夏休みで落とさざるを得ないじゃないかと説得してリブートすることにした。久しぶりにシリアルなんか繋いでしまう。懐かしい出力だな。最初からbootfsがおかしいと言うメッセージが出て前途多難に思えたがその他にも多数のエラーメッセージを出した物の取りあえず立ち上がる。で、oracleを立ち上げようとしたら駄目。領域が壊れているようだ。ファイルシステムが壊れて、ファイルも壊れて。疑われるのはやはりHDDの故障だが、診断ツール(複数)も起動しない物が多く故障を明示出来ない。まっさらにして、リカバリするのが良いだろうな。ただ、これは、前にやった人に話を聞いてから。来週だ。取りまとめにそれだけ伝えて定時猛ダッシュ退社。


 今日は日本フィルの東京定期。日本フィル・シリーズ再演企画と名打たれているが、それは柴田南雄の「シンフォニア」だけだ。日本フィル・シリーズ第五作で1960年12月12日に日比谷公会堂で初演という年代物だが、今聴いてもその音色には目を見張るものが有る。また、懐かしい。幼い頃に聴いた音響は身に染み付いてしまうと言うことだろう。悪く無い。それと比べると次の武満徹組曲《波の盆》は甘い。所々寝てしまったから演奏は悪く無いんだが。休憩を挟んで三枝成彰の「レクイエム〜曾野綾子のリブレットによる」は、まずはP席を埋め尽くした東京音大の合唱団が視覚的に圧倒する。ソプラノソロは釜洞祐子、テノールソロは吉田浩之。合唱自体はそれほど難しくは無い。しかしオケはそれなりに技量が無いと何とか音にしてみましたというところで終わってしまうだろうな。アマチュアが食いつきそうな気もしたがざっとググったところでヒットしないのは、そのためか、或はカネの問題か。レンタル譜とか高いのが有るからな。それはともかく今日の演奏はまぁ良かった。一番気にしていたのは合唱だが、声の芯になる人材も居る訳だし、一通りは音楽知ってるのが揃ってる訳だし。破綻は目立たなかった。ソロは釜洞さんが貫禄のできばえ。オケは奮戦と言う感じではなくスマートに音にしてみましたという余裕を感じた。その分、指揮者が、あー、広上淳一だが、レクイエムになった途端、合唱が入ったせいか、身振りがめちゃくちゃ大きくなっていたのが奮戦を印象づけた。そこそこ満足して帰宅。