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　実家に行って両親や弟夫婦と昼飯。雑談を延々としてお開き。団子や桜餅を買っていったが皆考えることは同じだったようで余ってしまったのは何とも。

　辞去して本屋とCDを漁る。本は無し。CDはボーイズ エア　クワイアというイギリスの少年合唱団が演奏したフォーレのレクイエム。それとシューベルトの歌曲の管弦楽伴奏版でメゾのフォン・オッターやバスバリトンのクヴァストホフが歌ったもの。聴いてみるとボーイソプラノで絶賛されても長ずると只の人というのは今回も当てはまる。８年掛けて声変わり後に歌うと言うのは物珍しさからウリにはなるけれど。シューベルトの「魔王」は女声と男声が収められていた。やはりもっと深いバスものが良いな。多分、ずっと昔、最初に聞いた声がそうなのだろう。最初の印象というものは強いものだから。