雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 先日入手したCDでエルガーの「ゲロンティアスの夢」のドイツ語版というものがあります。「DER TRAUM DES GERONTIUS」なんて言われると、おおっ、ドイツ語だぜ、と思ってしまう。今月のレコ芸でも出ていたCDでネットでなければ購入できないと思っていたら、流石に日本のCDショップはそういうことに機敏でして。まさか街中の店で入手できるとは思っていなかったから千円生活キャンペーン期間にもかかわらず買ってしまったという。で、今日、やっと出だしの一部を聴いてみた。流石に1960年の正月に録音したと言うだけあって音はそれなりです。Gerontius/Die Seele des Gerontius を歌うは Julius Patzak (ten.) で、声が死にかけとの評がレコ芸に載っていたが、そういう先入観を持って聴いてしまったのは拙かったかも。出だしから英語ではなくドイツ語だったので新鮮というか違和感というか。いや、違和感は違う。覚えている歌詞と違うから混乱したと言うのが正しい。前奏曲を聴く限り、演奏は正当。全曲通して聴いたときに白熱した感じを与えることは無いかもしれないが満足は出来るだろう。そういう予想を持った。全曲を聴きとおしたら、どうだったか書いてみます。