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　年末年始に読んだ本の中で佐々木正悟「ライフハックスー鮮やかな仕事術」MYCOM新書（ASIN:483992211X）の中に諸手を上げて賛同したいことが書かれていました。p.198の「私はなぜ、文書入力とインターネットが可能な電子辞書が登場しないのか、不思議でならない。乾電池で使用でき、、、」というところです。私も前からこのようなものを探していて、実際にメモがとれる電子辞書を買ったこともありますが、キーがちゃちな機種で長い文書の入力が苦痛であったことと、作ったテキストを外部に送る手段が無い機種であったので、文書入力用には使わなくなってしまいました。

　要望を満たす電子辞書が出てこないのは需要が無いからだろうと思っていたのですが、私の他にも同じような要望を持つ方が居ることが判ったのは心強い。それも本という形て公にされたのだから。この本を読んだ電子辞書メーカーの方は是非とも商品化して欲しい物ですが、さて、どうなるだろう。

　これ以外にも、この本は興味深い視点から書かれている面があります。学校で必須だったから私も最低限の心理学は学んだのですが、心理学的知見というやつで見ると、このように見えるのか、とか。かなり忘れているのでアフォーダンスとレディネスについて調べ直したりしてしまいました。まぁ、これは本筋からすると彩りなのですが。この本は「ライフハックス」とありますがGTDのみが表に出ているものでは無く、たまたま流行だったからハックスが表に出た面もありそうです。ハックス嫌いでも読んでみても良いかも。