雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

今日は日本フィルの第714回東京定期演奏会の初日。指揮は首席指揮者のピエタリ・インキネン。ピアノ独奏はアレクセイ・ヴォロディン。来年のベートーヴェン生誕250年に向けてのベートーベンチクルスの初回だが、再来年までやるのと、ベートーヴェン以外の曲もある。本日は、ドヴォルジャークの「歌劇《アルミダ》序曲」、ベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番 ト長調 op.58」に「交響曲第3番 変ホ長調 op.55《英雄》」。ソリストのアンコールはシューマン作曲、リスト編曲の「献呈」。それにインキネンのアフタートーク付き。インキネンに尋ねるベートーヴェンチクルスへの意気込み、の話の筈がバイロイト音楽祭の話が多くなるのも無理は無いか。来年初登場して指輪振るんだもんな。オファーが来たときは日曜日の夕食の支度をしているところで、電話がかかって来て、まず最初に座ってください、と言われたという。切りだす方も慣れているというか何というか。あー、今日の演奏は対向配置。コントラバスが上手でハープが下手と言うのが目につく。古典派だからと言うだけでも無いだろう。やはり声部の分離が目的かな。聴いている席にもよるのだが。そう言えば演奏中に倒れて運び出されている奏者がいた。次の楽章で代わりの奏者が入っていた。中学校の時にやはり舞台で倒れたのが居て、先生が演奏を中断して助けに向かって再度演奏しなおしていたと言うことがあったのを思い出した。