雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

朝っぱら北側の部屋用のLEDシーリングライトを発注する。薄暗いのはどうもな。こちらは自分でつけられるのは確認してあるので配達だけ依頼する。


事務所に詰めるのを分担している困った君だが奥さんが見かねて病院へ連行したそうだ。その結果、当面は私が連日出張と言うことになった。それも有るんだろうが4月から取り纏めになったのが事務所に挨拶に来たいと言う。実は彼は実家が事務所に近い。3月に打ち合わせをした時には事務所詰めにやる気満々だったのだが取り纏めだからとあちらこちらから詰めるのを差止められていた。これでおおっぴらに来る名目が出来たと言うものだ。それでも何処まで来られる事か。しわ寄せがこちらに来るのは目に見えている。


今日は日フィル東京定期の日。指揮は首席客演のピエタリ・インキネンでブリテンの「ヴァイオリン協奏曲」にホルストの「惑星」。ソリスト庄司紗矢香ブリテンの曲は手持ちのCDが何枚か有るはずだが曲が意識に残っていなかった。こうして聴いて見ると良い曲だな。意識に残っていないのは、多分、音量を上げられない状態で再生して居たからだろう。演奏するには難度が高そう。庄司さんは危なげなくがっつりと弾きこなしてみせてくれた。音色は甘さは少なく何言うか声が大きくて多少しゃがれかけてきた爺さんを連想した。楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ(Recamier)”である、と言うが、その特徴なんだろうか。アンコールはスペイン内戦時軍歌の「アヴィレスへの道」という曲らしい。後半のホルストは超有名曲だけに辛くなる。音色が揃わない。違うベクトルで鳴っている。爆演の日フィルと言う評を聞いたことがあるが今日はそれだった。インキネンも細部までがっちりコントロールするという感じではないな。全体として大きく作っている。バトンは鮮やかで納得する振りだった。決まった動線ではなく変幻自在だが、ここはこうと言うのが一つ一つ腑に落ちる。文字通り指揮するとはこういうことと言うのが分かった気がする。