雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 ちょっと手間取って8時ごろの電車。珍しいことに混んでいる。普段は座れるんだが横浜まで立ちっぱなしな上にドアの脇に座ることになる。寒いから好まないのだが。実家に立取り付いたのは10時ごろ。風邪気味だと言ったら父親が得体のしれないものを調理して湯呑みに入れてきた。この手を飲むと薬に干渉するからと言って断ったら怒ったようで湯呑を投げたりドアをたたきつけたりしている。老人の短気と言うだけでも済まないような。辞去するころにはまともに話せたのだが、それでも本来は積んであったらおかしいものを捨てるものじゃないのかと言ったら忙しくて暇がないから捨てられないと言う。おかしな話だ。ごみ袋に入れるだけで済むのに。この様子だと積み上げられた新聞の下にも隠されているのではないかと思ったり。もうちょっと判るようにおかしければな。対処のしようもないではないのだろうが。ぎりぎりでまともそうな生活しているからなぁ。


 辞去してブックオフに寄ってみた。先日、創元推理文庫で「おめざめですか、アイリーン」(ASIN:9784488223052)と言うのが出たのだが、それの1作目にあたる「おやすみなさい、ホームズさん(上下)」(ASIN:9784488223038)/(ASIN:9784488223045)がどの本屋に行っても見当たらないのだな。電子書籍を検索しても無いし在庫検索でも下巻だけとか。こうなったらと思って寄ってみたものの無し。諦めてお茶の水に直行。目当ては秋葉のヘッドフォン専門店。SONY CD900STというヘッドフォンを愛用しているが、それのイヤーパッドが劣化したので交換したいなと。Webで調べるとその店で買うのが手っ取り早そうだった。行ってみるとビルの上だと言うのに満員だった。後、暑い。数分で汗が滝のように吹き流れた。30度近いんじゃないのかな。店員に言うと直ぐにわかった。それにしても空いているときを見計らってじっくりと見てみたい店だった。


 末広町で改札に引っかかった。お茶の水で出場するときにSuicaにデータが書き込まれなかったらしい。ハンドブックを片手に5分くらいかかって引き去るべき金額を調べていたが、営団、、、いや東京メトロはああ言うところにこそすぐさま引き去り額を算出できるシステムを導入するべきだな。待っている間に銀座線は2本も行ってしまった。


 日本橋でーす。丸善でーす。後が押しているからそんなに時間は取れなかったけれど、それでも一通りチェックして何冊か購入。そうして溜池山王へ。今日は日本フィル東京定期の2日目。本来なら金曜日の会員だけれど昨日は行けなかったから振り替えたのだった。ベートーベンの交響曲を2曲と日本フィルシリーズの再演と言うことで小倉朗の交響曲。プレトークがあるので15時前から行ってカラヤン広場で開場を待つ。その前に振り替えのチケットを受け取る。カリヨン(と言って良いのだろうな)とともに開場。プレトークは1階からだけ。普段とは違う眺めだが何かのっぺりした感じだ。音響的には良いのだろうが向こうの方から音が飛んで来るんだろうなと言う感じ。やはり面白さで言うと脇だな。


 振替の席もいつもと異なるので新鮮だった。こっちの方がちょっと低音の振動が直に来るかも。でも大半が背中を向けるような位置なので表情が見えないのもな。ベートーベンの2番と小倉が終わった時点で休憩が入ったので退席した。その後の7番まで聴いているのもな。時間的に18時過ぎになると動きにくい。と言うことでまずは夕食。メンチカツを食べたかったがとんかつとなった。ここしばらくメンチを食べたいという衝動がある。何故だ。


 神保町へ移動。そしてお茶の水。CD関係で久しぶりに豊作となった。先々月出たプーランクとか。妙なところではブリテンスコットランド歌曲集全曲とか。これは余り聞き返さないような気もするんだが。旧EMIから出ていたミュンシュ/パリ管のブラームス1番もあり。この間、高校時代の友人が探していると言っていた演奏のだが、まだ聴いたことが無かったので出回っているのを捕獲してみたのだ。演奏の様子は掴めるだろう。今日のところはこれくらい。帰途についた。