4時半頃目覚める。昨日よりも30分程遅い。でも、静かだ。今日は穏やかな天候になるという予報なので助かる。今日は事務所で待機するので始発の2本目で出勤。品川あたりで雲ゆきがおかしくなってきた。暗いぞ。新橋あたりでは真っ暗。事務所の付近ではぽつーんぽつーんと雨滴が落ちてくる。しばらくぶりの事務所でPCを立ち上げたら重い。アップデートとか溜まったメールの受信とか。そのうち動きがおかしいなと思ったら電源が落ちた。どうも経年劣化で電源部分がいかれているようで時々突然死してくれる。でも、今月でXPマシンはWin7マシンにリプレースすると言うので、それまで持てば良いのだ。
今日の予定は何もないという話だったが10時半ごろに客先へ。それで済むかと思ったら15時ごろに再度行く羽目になる。予定が崩れた。定時よりも30分ほど経ってから事務所を出る。時間には余裕があるんだが気がせいていたせいか携帯を忘れて取りに戻ったり。次の予定には会社から行くのと同じくらいで間に合った。
今日は日本フィルの東京定期。シーズン初の回で首席客演指揮のピエタリ・インキネンがオールワーグナーのプログラムを振る。プログラムを見るまで気にしていなかったのだが今日の聴き物はワルキューレの第一幕に出演する3人の歌手だな。バイロイト始めとする主役級。胸で輪切りにしたら長方形な日本人と異なる樽のような体型。これから出てくる声だ。オケの音量に負けない。ソプラノのエディス・ハーラー(ジークリンデ)、テノールのサイモン・オニール(ジークムント)、バスのマーティン・スネル(フンディング)とすっかり魅了されてしまった。終演後も拍手鳴りやまず。照明が点いても拍手が止まなかった。流石にオケが切り上げた時点で治まってしまったが。外に出ると知り合いの方が居て今回から定期に復帰したという。今日の話をしながら帰宅した。その中で出た話には今日の客層はいつもとちょっと違う。ラッパの客演主席が見当たらなかったがプログラムにはまだ載っているから退団したわけではない。今日の出来が一段落ちていたからな。そういえばここ数年は客演指揮が吹き続けていたっけ。まぁ、それを除けば満足な演奏会だった。