雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 朝から3ヶ月分の新聞を排出し玄関がすっきりとした。これで場所が出来たので某古本屋に送り出すつもりの4箱の中身のチェックに入れる。この4箱を送り出せれば、玄関で場所をふさいでいるものはシュレッダーにかける予定の2箱の領収書等だけになる。


 場所が無いと片づけが出来ないと言うのは本当だ。


 片付けると言えば本棚に収まっている古い技術書も、そろそろ対象としたいものだ。日本で発売される技術書と称するものは大抵がテンポラリな書籍だ。インストールの仕方をまとめただけとか、使いこなしを説明しただけのものが多い。対象となるもののヴァージョンがあがったら使い物にならない。確かにテンポラリな本なら、一定の売り上げは見込めるだろう。しかし長いこと手元に置いておく本ではない。本当に欲しい、技術的な仕組みとか、作られ方が記述された本は少ない。あると思うとアメリカで書かれたものの翻訳であることが多い。テンポラリな本を今まで廃棄せずに抱えてきたが、そろそろ分別する時期になったと考える。


 そう思うようになったのは、ここ数日、Ruby というプログラム言語の復習をしているからだ。最初に触ったときのヴァージョンは 1.4.2 で現在は 1.9.3 だ。1.4、1.6、1.8と安定版があり、本来なら 2.0 が次の安定版のはずだったが 1.9 が安定版となった。で、それを使う必要があったので復習しているんだが、安定版ごとに機能が追加され使い方も変わってきている。手持ちの本だと知りたいことが書かれていないので新たに購入した。購入した本の古いヴァージョンも全て持っている。逆に言うと同じ本の改訂版だから購入した。前に読んだ部分は読まなくても良いから。変わった部分が押さえられれば良い。そこで古いのは捨てられると思った。今、必要な情報は最新の本だけに書かれているのだから。


 もちろん、本によっては古いものも保持し続けなければならないものはある。後継の本が出ないが、技術としては未だに使われているものとか。


 その見極めをそろそろ始めようと思う。