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　大雪かもしれないという予報だったが起床したときは単に雨だった。雪が降って電車が止まらないかと期待したのだが。事務所に行ってもなぁ。事務所にたどり着いてみると雪に変わっていたが積もる程ではない。この裏切られた気持ちをどうしてくれると言ったところ。

　定時後、それでも電車は多少乱れていた。雪に弱いというが、どこでそんなに降っていたのかと思いながら神保町経由にする。明日も雨だと言うから明日来なくても良いようにと思ったのだが収穫は特に無し。新宿の方が良かったか。永田町経由で六本木一丁目。今日は日フィル東京定期。メンデルスゾーンの序曲＜美しきメルジーネの物語＞、田部京子をソリストに迎えてシューマンのピアノコンチェルト、ブラームスの交響曲第一番。指揮者はラン・シュイという中堅の中国人。１９８６年指揮者デビューだと言う。演奏開始からしばらくは見慣れない指揮だなと思った。また、かっちりと振り切ると言うんでは無かったな。鳴らさせておいて交通整理をしているような感じ。オケは管の出来が良かった。聴き惚れる。弦はばらけているような。音色も色気が無い。全体としては馬力があるなというところ。こんなに馬力のあるオケだったっけと今月も思った。

　帰宅時の電車内では座っていると頭に何かが触る感覚がある。見上げると横に立っていた人の携帯からヘッドフォンの線が足れている。今日は棚においてある荷物を採った人が下を確認しなかったのだか頭に叩き付けられたりと色々と鬱陶しい目に遭っている。ううむ。