雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 昨日の痛みが無い腹壊れと花粉症が怖いので今日は一日引き蘢り。食材の買い出しに行かなければならなかったのだがな。まぁ、何かを食べる分には問題が無い状態だから。切羽詰まらないと動かないのはあれだが。


 積読をこなして一日。特にネタなし。昨日なりゆきで書かなかった事を書くか。昨日読了したのに「セドナ、鎮まりてあれかし」ハヤカワ文庫JA(ISBN:9784150310189)がある。太陽系辺境にあるテラフォーミングされたセドナという小惑星が舞台で、その少し前にあった戦争の影響で人は居ない。ただ駐留している計2人+1体+1柱(?)が遺骨の収集を行っている。その日常を淡々と記述している。佳作、と言って良いだろう。誰にでも推し薦められる華々しさがある本では無いと思うが、じんわりしたい人には向いている。


 読み終わって感動しているところで本屋に到着したのだな。で、「太陽系はここまでわかった(Lives of the planets : A Natural History of the Solar System)」文春文庫(ISBN:9784167651732)というのを見かけた。文春は意外と科学関係の啓蒙書を出している。昨年秋に読んだ「恐竜はなぜ鳥に進化したのか(絶滅も進化も酸素濃度が決めた)」(ISBN:9784167651725)も中々おもしろかった。さて、「太陽系、、、」を手に取ってパラパラと見てみる。その時点では余り買う気は無かったのだが冥王星の外、オールト雲までのところの記述を見て驚いた。セドナの記述があったのだ。セドナは2003年に発見された天体らしい。筆者は、こういうものを織り込んで執筆しているのだな。これら冥王星外天体の発見があったため冥王星準惑星に降格した。ふむ、太陽系についての本をまともに読んでいたのは何十年も前のことだ。知識のアップデートをするにも良いかもしれない。なにより直前までセドナを舞台とする小説を読んでいた。何かの縁だ。と言うことで、今、手元に「太陽系、、、」はある。