雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 土曜日のトピックスとしては3つ。
あ)ARIELの合本第四巻。
い)ヘッドフォン購入
う)床屋

 ARIELは前座な話で、従って発行所の朝日新聞社のサイトでも見てもらうとして、メインな話題はヘッドフォン。ここ数年まともなヘッドフォンを買っていない。そして買う時でも適当に流れている曲であたりをつける程度で買っていたけれど、今回はちょっと気合いが異なりまして試聴が前提。試聴が出来る店と言ったら、秋葉の某ヘッドフォン専門店。あそこは手持ちのCDを持ち込んで試聴出来る。と言うことで朝から持ち込むCDを選択するのに悩む。あれやこれや聴き比べたりして何とか分野が広くなるようにして4枚選択。ヴァイオリン。声楽。オケ曲。1960年代録音のもの。基本は新しい録音に合わせて機材を揃えるけれど、実際には古いものを聴くことの方が多い訳で。


 普通の人と同じ早さで歩くと膝が痛むのでかばいながら、新橋起点で歩き出す。銀座、神保町、お茶の水と見て回りながら。ヘッドフォン店にたどり着いたのは午後2と言ったところ。製品の確認にかかる。Sony製品は手持ちが多いのと手頃な価格帯の製品が壊れ易いという噂を聞いていたので、今回は候補の順位としては下になる。オーディオテクニカは中高音が明るい好みの音のメーカー。ここしばらくは買っていないことや、良さそうな機種があるので、候補としては上位になる。ただ、設計がちょっと古い。海外のメーカーも考えたけれど壊れた時の対応が気になる。輸入商社が中間マージンを吹っかけていることがあるので性能の割には高く付くと言う場合もあるらしい。で、聴いてみたい機種をリストアップしているときに、DENONのヘッドフォンが目についた。音響メーカーとしては老舗だがヘッドフォンの力を入れているというイメージは無い。割高な値段な感じもするけれど見た目に惹かれるものがある。試聴してみるか。店員に試聴したい機種を伝える。テクニカで2機種。DENONで2機種。どちらも木材のハウジングの上位機種と金属ハウジングの下位機種の組み合わせ。下位と言っても普通だったら手を出さない金額のもの。


 持って行った試聴用のCDをとっかえひっかえして、じっくりと聴き比べた結果。テクニカ製品は音に色が付き過ぎ。ここしばらくモニター系のヘッドフォンが多かったからかな。テクニカの明るい音は好きなんだけれど、今回は遠慮しようかな。何となく五月蝿く感じるし。これは逆にいうと細かいところまで聴けてしまうのかもしれない。音場が広くて、その中が全て聞こえてしまうので慣れていないと飽和してしまったように感じるのかも。それが五月蝿いと言う感想につながるのかも。DENONのは逆にすっきりと聴かせる。音場はそれほどでも無い。音には紗がかかったような感じも有る。はっきり音を提示すると言うタイプでは無いな。上品だ。長い時間聴いても疲れないだろう。特に上位機種は。値段は倍になるが。悩んで上位機種にする。


 しかし、流石にこれよりも上の機種には手が出ない。STAXなんていつかはと思っていたけれど無理だろうな。それどころが、今回のものも次回はレベルを維持出来るかどうか。それでも今回は悔いの無い買い物だった。エージングでどれだけの物に落ち着いてくれるか。楽しみだ。


#床屋にやっと行けた。しばらくはここで落ち着こうかな。


 そして日曜日。朝からヘッドフォンのエージング。ヘッドフォンを布団蒸しにして音が漏れにくいようにして大きめの音で10時間程度ならし続けました。少しこなれて来た感じ。わくわく。そんなことをしていたので引きこもり状態でしたが、世の中ではレンタカーで突入したうえでナイフでめった刺しという事件が起こっていたとは。昨日の某ヘッドフォン専門店は、その現場からひとブロックなのだ。まぁ私は表通りには近づかないからいずれにせよ問題はなかったろう。それにしても迷惑な。死にたいなら野生動物を見習って欲しいもの。