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今日も事務所。夕方に定時で上がってサントリーホールへ。日本フィルの東京定期１日目だ。事務所から行くのは初めてだったので間に合うかと思ったら開演４分前に座席にたどり着けた。今日はエルガーのヴァイオリン協奏曲があるので是非聴きたかったのだな。実演で訊くのは久しぶり。できれば明日も別の席で聴いてみたいと思ったりするが明日は新日本フィルの演奏会を聴きに行く予定なのだ。ヴァイオリンのダニエル・ホープの演奏を初めて聴けた。難曲を大熱演してくれた。途中で弓の毛が切れてひらひらしていて引っかかったら事だなと思ったり。アンコールまで。ヴェストホフ（Johann Paul von Westhoff：1656-1705）の「鐘の模倣」（1680年）と言う作品だそうな。高速の分散和音と通奏低音を用いた何とも幽玄かつ忙しない面倒そうな無伴奏作品。終わってからヴァイオリンセクションの人たちが何やら言い交していた。感心していたのか曲が大変だと言っていたのか。なお、「G線上のアリア 〜 バロックの旅」という CD に収録されているらしい。