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　朝、目が覚めると大家さんが何か運んでいる音がする。何だろうと寝起きの頭で考える。あの音がするということは手押しのに載せて運んでいる。そんな大きなものを運ぶとは何だろう。しばらく首を捻っても判らない。でも、諦めて起き上がり新聞を取りに行ったときに俄然判明した。新聞を出す日だった。危ないところだったな。あの音が聞こえなければ１か月新聞が溜まったままになるところだった。取ってきた朝刊もさっさと読み終えてそのままゴミとして出した。新聞なんて読み終える端から捨てるべきものなのだ。

　駅に行くと予想していたのとは異なる電車が止まっている。湘南ライナーの時刻なのにと思ったら人身事故で止まっていたのか。諦めて振替に走る人も居たが、バスでは遅すぎて駄目。大体どんな人身事故でも１時間から１時間半もすれば動き出す。下手にバスに乗るよりも動き出すのを待った方が良い。そして実はちょうど運転再開の時刻に駅に着いたのだった。改札の前まで行ったときにこれから再開しますというアナウンスが流れて改札前で屯していた人たちが一斉に改札を通り始めたのだった。でも、車内はそんなに混んでいなかったな。早々に見限って他の交通機関を選択した人が多かったと見える。と言ってもな。バスしかないのだ。そのバスは遅すぎて。今頃数珠つなぎで止まったバスの中で動いている電車を見ていることだろう。

　昼はこともなし。別件の依頼でソースを解析。こういうのは苦手なんだが。それでもある程度見当がついてきた。明日あちこちの有識者に確認を取ればまずは最初の難所は超えることだろう。

　帰宅すると弟の家でガスの大工事が始まるかもしれないと言う。日曜日にガス漏れ騒ぎがあったそうだが、それの対策工事を本日行ったら、それだけでは足りないかもと言うことになったらしい。築４０年くらいらしい。それくらい経ったら２回目の大改修と言うところだろう。