雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 先日から「訳注聯珠詩格」岩波文庫ASIN:9784003028025)に目を通して(<七言絶句の解説本だが漢文は眺めていると言うのが正しい感じで読んでいたなどとはとても言えないレベル。詩を味わうなどとは更に。)いて著者の柏木如亭(何で「ことえり」はこういう漢字変換を適切に出してくるんだ?)の本が既にもう一冊でているというので買って来ました。「詩本草岩波文庫ASIN:4003028015)(<ISBNの桁数が変わったのは何時だ?2007年からか?「詩本草」は2006年、「訳注聯珠詩格」は2008年出版)です。しかしこれは何を食べたばかり書いてあるな。「美味礼賛」や「随園食単」の”洋中”に対する”和”としての随筆と言う位置づけをしても良いだろうと解説に書かれている。本文はまたもや漢文。漢文は高校のときに多少はやったが、あくまで教科書に乗る程度の文章が対象。中国語として考えれば現代中文の参考書を用いて読むことは可能かな?字面は簡体とはいえ文法はそんなに変動していないだろうし。


 もう1冊はわかつきめぐみ言の葉遊学ご近所の博物誌白泉社文庫(ASIN:9784592888130)。これは前に大きな版のものを持っていたが未収録と書き下ろしが、とあると。うっうっ。


 ついでに。天沢退二郎の「光車よまわれ」が復活。前はちくま文庫だったが今度はピュアフル文庫ASIN:9784861765599)。版が変わるたびに手を入れていたらしいが、今回のものを持って定本とすると宣言されている。解説は三浦しをん三浦しをんといえば今月は新潮文庫から「乙女なげやり」(ASIN:9784101167572)が出ている。これは笑える。息抜きに良い。』