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　この頃、CD購入は落ち穂拾いになりつつあります。と言うのは自宅のCDライブラリは世間一般で主流と言われているジャンルのものは品揃えが偏っていまして。例を挙げるとモーツアルトとか。こんなものはどうせ何時でも購入出来るだろうから後回し、と思っていたから抜けがあったり取り敢えずで安物を買っていたり。と言うことで、今日はヘンデルのメサイア。手持ちのはボールトだかビーチャムが振った５０年近くたった代物しかなかったはず。で、ここ３０年ほど主流となっている演奏とは全く違っているらしいということは知っていたんですが、まぁ、積極的に聴く気にもならない曲と言うことは手持ちのCDが何だか認識していないことからも明らかでして。

　食指は動かないものの、まぁ、年も食ってきたことだし、食わず嫌いは駄目、と１０年ほど前に良く言われていたから、それなりに評判の良い物を聴いてみようかと重い腰を上げてみました。最新の録音だとアーノンクールの振ったSACDに走るべきなんでしょうが、気が向かない曲に、そんな大金を投ずるのものなぁ。結局、二枚組で９４５円というドけちな値段でヴァージンから１９８９年に出たアンドリュー・パロット指揮の中古CDを捕獲しました。エンマ・カークビーが歌っているなら悪くはない。明日はじっくりと聴き込むことにします。

　その次に捕獲するとしたらブラームスの交響曲あたり。でも、この頃は余り新録は無いのかな。今日、ざっと見てみましたが余り見当たらないような。。。