雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

ジェイムズ・P・ホーガンの「火星の遺跡」を読んでいたら、綺麗なイメージが脳裏に浮かび上がってきた。火星のフォボスダイモスが表面を隙間なく構造物で覆われてしまって強い光を発するようになった。火星の夜の面の通過時には、強く輝く光の玉が移動して行くように見える。そのように見えるのは外惑星系から火星に近づく時だ。まぁ、イメージとしては綺麗だが、それほどの輝度の高い状態になるには、単なる街路灯やネオンサイン程度では足りないだろう。ふむ、火星を巡る太陽光反射衛星群があって、それが反射する太陽光を、構造物が反射して、と言うところかな。自力発光するにはエネルギーの当てがない。太陽光なら、自分の反射能が高ければギラリと輝ける。ただ、火星軌道付近だと地球近傍に比べてどれくらいの輝度になるだろう。ちょっと調べてみたが、明るさが距離で減衰するように思えるのは立体角が小さくなるからじゃないかと思うと。あまり考えないで寝ることにした。