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朝は思ったほどは遅れずに済んだ。で、電話をあちこちにしてみると午後からで良かったようで。ううむ。更に客先へ電話して伺う時刻を調整すると１４時のつもりが１５時に来いとなる。今日は定時後に予定が有るのだが間に合うかと多少焦る。時間は多めに空いたのでその間に非公式な対処マニュアルを作ることに没頭する。ある不具合で発生したときの初期対処の手順を書いたものが無いので復旧までに時間がかかるというのがここしばらくで何件か発生したのだな。それがあればこちらがあれこれしなくても良くなるはずという思いもあって書いてみた。これはあくまでも非公式なんだからねっ、と言ってお客さんに渡した。そういう乗りのお客さんなのだ。

結果として１７時には客先も回った先も両方とも用事が済んだので２時間ほど時間が出来た。余裕があるので新宿でタワーレコードへ久しぶりに寄ってみる。そこでウォルトンの８０歳記念コンサートのBDを購入。一昨日読んだレコ芸で出ていることを初めて知ったのだな。プレヴィンの指揮なら悪くないだろう。

さて、今日は日本フィルの東京定期の１日目。指揮はラザレフ。ストラヴィンスキーのバレエ音楽＜妖精の口づけ＞、チャイコフスキーの＜ロメオとジュリエット＞、ショスタコーヴィッチの＜交響曲第九番＞。ストラヴィンスキーは寝落ちして記憶が殆ど無し。＜ロメジュリ＞はソプラノ２人にテノール１人で、テノールは悪くないな。後で見ると「イル・デーヴ」のメンバーだったのか。どうりで悪くないはずだ。あの集団を高く買っているのだよ。曲自体はちょっとよく判らない。記憶にある曲と違うのだな。あれには声楽は入っていなかったし。最後の＜タコ９＞は相変わらず力演だった。特にファゴットソロは素晴らしかった。演奏直後はラザレフ御大も興奮していたのかいつもよりも団員の周りを多めに歩き回り手をつないでばんざいしたりと目立っていたな。