雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 雪が降ると言うので引き籠ったが降らずに済んだ。

 午前中からBDやらDVDやらの視聴。まずはフンパーディンクヘンゼルとグレーテル」2008年サー・コリン・ディヴィス指揮英国ロイヤル・オペラ。これはなかなか楽しめた。ただ、日本語字幕が有ると音楽よりも芝居に意識が行ってしまうな。見終わった後に音楽が記憶に残っていなかった。正確に言うと幼児の時に聞き覚えた曲は識別できているんだが序曲とかね、そういうのがさっぱり。


 続いてはブリテン「ビリー・バッド」2010年サー・マーク・エルダー指揮グラインドボーン。これは日本語字幕が無いので英語字幕を出して見ていたが、やはり対訳が無いと訳が分からない。大筋は知っているが細かいところが判らないのでだんだん楽しくなくなってくる。とうとう途中で中断してしまった。と言うか最初の方で、だったな。


 次はモーツアルト魔笛」1971年ホルスト・シュタイン指揮ハンブルグ国立歌劇場。これからDVDになる。DVDはフルHDで見ると画面がもやもやで人の顔などはモザイクがかかっているように見える。魔笛のBDが入手出来たら良かったのにな。音は最初は音場が狭まったような感じできついなと思ったが聴いて行くうちに慣れてきて、それなりに良い声だなと思ったりする。これは機材が聴きやすいものなのかもしれない。試しに他のものも聴き比べしてみるか。ところで、このDVDはTV映画版ということで舞台を撮影したものではないから、これまた違和感があったが、映画を見ていると思えばこういうのもありだなと。とにかく出演しているのが結構ビックネームだ。声が良くて演技もうまい。薦める人が多いのも頷ける。


 最後はワーグナーローエングリン」1982年ウォルデマール・ネルソン指揮バイロイト祝祭劇場。これもDVDなので画面はあれだが音は良く聞こえるし演出も読み替えではないから悪くない。何もない舞台でとか、現代で、とか読み替えられていたら、それは没入しがたいものがある。そう言えば今年のバイロイトの中継は、と思ってみたが例年なら既に終わっているな。ネットラジオあたりで再送していないかなと思ってみたり。


 「魔笛」や「ローエングリン」を対訳の抄訳を見ながら試聴していて歌詞が直接判ればCDでも良いのになと思う。オペラはBDやDVDでと思うのは歌詞が判らないからだ。単に曲を聴いているとトラック番号を確認しながらでないと何が何だかわからなくなってしまう。曲だとどこら辺だか見当がつくのだが。ドイツ語の勉強を久しぶりにやってみようかと思う。