今日は日フィルの東京定期演奏会。いつもだったら定時に上がってから行くのだけれど、明日が今年初めての土曜出勤日なので早めに引けていつもだったら土曜日に行う雑用を一緒に済ませた。まぁ雑用とは本屋巡りなのだが、と書いていて、買うつもりだった本を買い忘れたことに気がつく。ううむ。
さて、今日の指揮者は昨年の9月に首席指揮者に就任したアレクサンドル・ラザレフ。曲目は「アレクサンドル・ラザレフ 首席指揮者就任披露演奏会<プロコフィエフ交響曲全曲演奏プロジェクト>」の第一弾ということで、交響曲第一番<古典>、次はモーツアルトで協奏交響曲 変ホ長調、休憩を挟んで交響曲第七番<青春>の3曲。
<古典>は出だしから響きが揃っていた。ラザレフが緻密に練習をしたのだろうと思われる。時々パート内で崩れるところがあり、もう一息と思うが、大体に於いて楽しめた。モーツアルトにはヴァイオリンソロが漆原朝子、ヴィオラソロが今井信子だ。これは聴き所、なのだがモーツアルトは半分くらい夢うつつとなってしまったのは惜しいことだった。<青春>はオリジナル版を演奏して喝采を受けて、これで今日は終わりだと思ったところでラザレフが紙を見ながら日本語でスピーチ。最初は何語で話しているかと思った。ラザレフも自分が何を話しているか自信が持てないようで、同じ場所を三回読んだりしていた。それは聴衆が意味も無く笑いを漏らしたからだが。笑うのはいけないな。そして改訂版により最終楽章を演奏。オリジナル版が終わって喝采中に帰って行った人もちらほら居たが残念でした。改訂版を演奏するなら、オリジナルが終わって、すぐにスピーチすれば、とも思うが、指揮者は重労働だからな。一旦引っ込んで一息つきたかったのだろう。
話変わって、帰宅してメールをチェックしていたら発送しましたというメールが届いていた。クロネコでやってくるらしい。それは何かと言うと来てからだな。日曜日の午前中には受け取れるだろうか。。。