雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 島根県立美術館は、宍道湖湖畔にある夕日が良く見える美術館ですが、行ったのは午前中。11月の初頭まで開催中の「はらぺこあおむし」という絵本で知られる「絵本の魔術師 エリック・カール展」を含め全部見て回る。湖畔にも出られて、そこでは12匹のうさぎの彫刻がおいてある。どれだったか、触ると縁起が良いというのが居るらしいので見て行くと一匹だけ変色しているのが居たから、それがそうなのであろう。西を向いて触れとか、シジミをお供えすると良いとか言うが、流石になぁ。見るだけで済ましてしまった。


 昼を回ったのでJR松江駅に戻って腹ごしらえ。出雲そばの定食。最初は四人がけの席しか空いていなかったのでそこに通される。そのうち本当の四人連れが来たが席が空いていない。カウンターが空いたので移ることにして席を明け渡す。良いことをすると気持ちがよい(←あ?)。腹も満たせたのでコインロッカーから荷物を出して背負い、松江城付近までバスで移動。バスはJR松江駅の北側の道を西に寺町で北に折れ松江大橋を渡って県庁前。松江大橋って一般車両は渡れないらしい。県庁前で降りると松江城には最短なのだが、このあと三車線の一番左から右折するという技で県民会館前に到達するので、そこまで乗る。歩く距離が100mほど増えるだけだ。そしてバスは速度を出せないようにわざとカーブを付けた道を走って行ってしまう。


 島根の物産館のようなものが大手門の東側に有るのでそこで中を見物して時間調整。和菓子や薬のような袋に入った生姜糖に出西生姜の砂糖漬けとか大黒キティのストラップとかを買ったり。そろそろ到着しても良い頃だが慣れない道に手間取っているようだ。ようやく到達したらしいので携帯で連絡を取りながら歩き出す。そばに居るらしいが見あたらない。南から来るなら宍道湖大橋を渡ってくるだろうに。県庁前のバス停付近で横だと言われてみると居た。車2台のうちの1台が。東から来て大手門のところで堀に突き当たって南に折れたらしい。県民会館のあたりに駐車場が沢山有るので、そちらに誘導する。知らないとちょっと判りづらいかも。車に酔った方が居たので生姜糖の袋を薬と言ったら信じられてしまった。直ぐにばれたけれど。


 松江城天守閣を登る。途中は流石に暗いが一番上は開放的。大山は見えず。今の時期の午後はそんなものだろう。一番上では抹茶を振る舞っていたが行った時は終わりになりかけていた。残念な。知っていれば先に来たんだが。そこで景色を見ているともう一台の車で来たメンバーが合流。降りるインターを間違えてしまったらしい。天守閣からヘルン旧居の方に回って見物。私は夏に見たのでパス。この後は米子に行くが、そのまえにもう1つ回りたいと言い出す。境港に行って鬼太郎を見たいと言う声があり行くことに。もう暗いだろうと思ったが。中海の北側を走るルート。バスと違ってカーナビは最短ルートを示すのでバイパスがこんな風に走っているとは知らなかったな。今度来る時はレンタカーをセットしようか。途中で南に折れる。中海と日本海を仕切る土手の上が道になっているようだ。塩受け堤防ってやつかな。国営中海干拓事業って中止になったんだっけ?それの遺物か。江島と境港の間には高い橋がある。中を飛んでいるような。素晴らしい。


 境港は流石に暮れた後で何も判らず。昼に来るべきところだ。ちょっと歩いてみて、断念して米子に向かう。さて、そこで問題になるのは私の宿。ご一行様が泊まるビジネスホテルで尋ねてくれたが部屋の空きは無し。エキストラベッドも駄目という。翌日の朝聞くと若い下っ端に尋ねたのが駄目だったようだ。まぁ、とにかく、私は泊まる場所を探すために車を借りて放浪することにした。カーナビの使い方が判らないので慣れるまでは標識のみに頼って走らせる。ううむ、国道9号を鳥取方面に向かっているなぁ。