雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

お客さんのところで会議。珍しくうちの真っ黒いリーダーも参加する。散会後、調査をしていたらお客さんに常駐したらどうですかと冗談交じりに言われる。ここに常駐するとなぁ、突如腕立て伏せとかマラソンとかする羽目になりそうだ。ううむ。


定時後は日本フィルの第683回東京定期。山田和樹の指揮で柴田南雄の「コンソート・オブ・オーケストラ」にR.シュトラウスの「4つの最後の歌」、休息を挟んでエルガーの「交響曲第1番」。指揮者のプレトークには滑り込みで間に合う。柴田南雄は演奏会の打ち上げで一緒に写真に収まったこともあるし、放送の解説とか文章を読んだりとかしているので親しみはあった。曲もいくつかは知っているんで楽しみにしていたのだが寝てしまった。心地よく。微かに聞こえてくるなかで寝るのは気持ちよいのだ。R.シュトラウスの独唱者は清水華澄(MS)で、私には初めての人なのでどのような声かと。体格的に期待できるなと思ったら相違せずに良い。ただ馬力をかけると雑味が混ざるように思えたのは私の席のせいか?そんなことを思っていたら、これも寝落ちした。それでも無意識にこちらの体が声に反応していたようで終わる寸前に目を覚ました時は体がすっかり楽になっていた。自然体で発声しているのだろう。お目当てのエルガーは楷書な演奏だった。最後のところは楽譜通りに演奏するとこうなるのだろうな。ロンドンのオケの録音を聞くともう少し跳ねているような感じがする。これは何かと考えるに乗馬して去ってゆくのを見送っているような感じが近いのかもしれない。