雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 今日は実家へ行く。9時ごろに着くと母親は出かけると言う話をする。父親は朝食中。ただ、老衰が進んでいるので時々椅子に座ったまま寝ている。20分近く寝ていた時は大丈夫かと呼吸を確認したり。朝食に時間がかかるのだな。今日は特に実家には用事は無いので、自宅以外の用事をでっちあげてしばらく様子を見たら直ぐに辞去しようと思っていたが母親が出かけて行ったりしたので11時近くまで話し相手をすることになる。


 でっちあげた用事は架空のものではなくて、その昔所属していた合唱団の演奏会が本日あるのだ。それを聴きに行くということにしたのだが、さて、実際にそれを聴く気になるかと言うと、自分が歌わないのに他人が歌うのを聞いて何が楽しいのかと言うのと、体質が声に反応してしまうというのがあって、体を楽にして歌っているのではないのは、こちらも身体が楽にならずに、肩が凝ったり、胃が痛んだり、手足がしびれたりするので、行きたくない。実家を出たときにはそれでも顔くらいは出そうかと思ったりもしたのだが。


 駅前まで歩いているうちに事務所に置きっぱなしにしてしまった技術書のことを思い出す。あれを引き取りに行こうと。ここからだとバスバス乗り継ぎで京王線に取り付くのが良い。途中で昼食にしてから事務所。最初は事務所で昼食とも思ったが朝食が少なくて空腹だった。本を回収して直ぐに出る。思ったよりも室内の温度が低かったのは何故だろうと思う。今日も何か客先であったのかな。呼ばれていないから関係無いのだが。


 府中からバス。北府中駅経由のバスに乗るつもりだったが、案内板から読み取った情報を間違えて解釈していたのか甲州街道を西下して谷保駅経由。国立駅へ。仕方が無いので北口で西武線に取り付けるバスに乗り継いでと思ったら、拝島線方向に行くのは無いらしい。国分寺線の恋ヶ窪方向だけだが、これまた本数が少ない。距離的に20分程度歩けば辿り着きそうだったから歩くことにする。いや、それにしても暑い。汗が頭頂から転がり落ちる。風が強いのが救いだが。そうこうして駅に付いたら後ろから国立駅北口発のバスがやってきた。


 恋ヶ窪駅でみると数分前に本川越行きが行ってしまったらしい。次に来たのは東村山行きのはずが西武園行き。競輪開催なのかな。東村山で本川越行きに乗り換え。一番前。その昔の西武は一番前に座席があって小学生のときなんか良く坐って見ていたものだが今はドアが4つになってそういう席もなくなったな。それでも20000系だったから眺めは良い。2000系だと見難かっただろうが。で、航空公園駅は14時半頃でした。2時間くらい前だと弟夫婦がそのあたりに居たらしいと言うことを後で知る。


 本川越まで行ってしまって、そこから川越駅まで歩いて東上線と思っていた。当初は北府中から武蔵野線で朝霞(台?)乗り換えで池袋の本屋を目指すという事だったのだが、本川越の駅前でバスの案内を見たら上尾駅とか桶川駅とかある。一瞬びっくりしたが、考えてみると川越から東に進むと大宮だ。なら、驚くことでも無い。桶川行は駄目だったが上尾行は10分と待たずに来るようなのでそれにする。川越駅始発だがやってきたのは一番前の席が空いていたので迷わずに座る。しばらくは川越の町の中。それもこんな狭いところをと思うような住宅街の中を走ったりする。そう言うところの街の雰囲気は小さいときに住んでいた地方の都市を思い起こす。しばらく行っていないから行ってみるかなと思ったり。R254を過ぎ台地を降りて新河岸川を越えると雰囲気は一変しまちのなかから水田の真っただ中となる。遠くまで良く見える。刈り取り前の稲も穂を垂れて。刈り取りの時期はまだなのか。8月の後半に行うところに住んでいたことがあるからそう思ったのだが、このあたりは9月なのだろうな。


 バスは埼玉医大の敷地内に乗り入れ建屋の出口に直結のバス停に止まってから県道に引き返す。確かにこれは便利だな。敷地外のバス停から歩かされることを考えると。そう思っていると入間大橋という看板が見えてくる。入間川って、川越の台地を回り混むように流れているのだな。なかなか長い橋だと思っていたら対岸の看板に荒川とある。はてなと思いマップを検索してみたら、ここは連続して荒川も渡るようだ。連続していると言っても500m以上開いている。川の間にはこちらと交差する道もあったりする。それでも橋が連続しているような感じなのだな。


 上尾駅西口に到着。上野方面は湘南新宿ラインが来た。上野に行ってみたかったが時間的に16時過ぎだからな。神保町へ行くにはと考えると新宿経由が一番楽だ。思いのほか混んでいて赤羽まで立つ。こんな時間から遊びにでかけると思しき若いやつらばかりってのはな。新宿でタワーとディスクユニオンだけ見て神保町。ここでもディスクユニオンへ入ったらアバド指揮ルドルフ・ゼルキンモーツアルトピアノ協奏曲の箱を見かけた。今月のレコ芸で褒めているのを読んだが、どんなものだろうと。でも手に取ったのはマレイ・ペライアの。1976年頃からの録音だが、こちらの方に気を取られてしまった。本の収穫は無し。そして暑さに負けて半蔵門線で2駅。三越前丸善に。ここでも収穫は無かったな。東京駅でならんでいたら急に英語で尋ねられる。簡単なことは問題なかったがややこしいことになると駄目だのう。グリーン券はSuicaでとか車内でとかの説明はな。それでも意図は通じて役目は果たせた。前から道案内に使える程度のは文章を丸暗記して済ませていたが、こういうのも調べておかないと。ううむ。