雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 7時半頃に家を出て箱根に向かう。小田原駅でJRからバスに乗り換え。コンビニに寄って飲み物などを確保。今回のハイクで現地集合の私はバスで湖尻に向かう。バス停では10人程度が並んでいる。靴のみ登山靴の私のような者もいれば山に登りますなと言うことがはっきりと分かる服装の人もいる。もちろん、これから仕事という方も。行き先は湖尻なんだがバスは桃源台行。こちらを選んでしまったのは何回か乗って慣れているからかな。いや、発車時刻がちょうどよかったからと言うのもある。


 発車し走ってゆくうちに大平台あたりで雨が降り出す。天気雨。宮ノ下辺りでは土砂降りになった。今日はハイクは出来ないかもしれないと思うほど。気象レーダの画像にアクセスしてみると丹沢と箱根の降りが激しいが、他は降っていない。時間経過を見ても大丈夫そうではある。そうこうしているうちに宮城野あたりでは上がった。そのまま桃源台まで晴れた状態。終点の桃源台で降車して湖尻に歩いて向かう。10分もかからない。こんな近くで分かれているのは昭和30年代に東急と西武が箱根山戦争とかいうので争ったためらしい。今は小田急(太古の昔は東急系)と西武は手を組んでいるんだから統合してくれればと思うのだがな。


 湖尻で残りのメンバと携帯で連絡がつく。都内から車なのだが東名で事故渋滞で遅れるらしい。話を聞いてみて勘違いしていたことに気が付く。御殿場から来ると思っていたら小田原厚木道路経由だという。ならば私は箱根湯本で待っていた方が良かったな。と言うことで雨が降ったり止んだりの湖尻で湖面を眺めて過ごす。空腹だったが店はまだ飲み物のみの時間帯。土産物屋を眺めていると第三新東京市土産が並べられている。ネタには良いかもしらん。


 やがてやってきた人たちと合流するが車は桃源台のところに止めようとしていた。ううむ、湖尻まで歩く必要もなかったな。しかし、その駐車場は目の前で満車となり湖尻まで戻ることに。既に10時半を回っていたのと天候が天候なので当初の予定であった西岸を歩くというのは無しになり東岸を歩く。これなら登山靴すら要らなかったなぁ。東岸は湖尻付近は遊歩道が切れるので車道を歩くがちょっと危ない。遊歩道は完成させて欲しいものだ。途中に九頭竜神社があったが拝観料がかかるという理由でリーダーが番をしていた人に話だけ聞いて今日は止めておきますと言ってリターンしてしまう。なんとも罰当たりである。箱根神社ではちゃんと参拝。元箱根で昼食。


 それからメンバーのお薦めの美術館に寄る。こじんまりとしたものだが何枚か気を惹かれる絵画がある。ショップでポストカードを探したらその図案のがあった。あとでフレームを買ってディスプレイしておこう。それにしても、たまにポストカードを買い求めるが、似たような傾向のものが溜まるなぁ。まぁ、それは自分の趣味がそういうものだということだが。絵を見ている最中に画家のサイン会が始まったが誰も並ばないのは可哀想な。この方の絵は特集だか何かのようで二部屋を使って展示されていたが、構図や色合いなど好みではあるんだが、嫌なのもその色合いで、明るいところや青いところは好みだが、暗いところは嫌悪感を催す。泥を塗りつけたような。そして美術館内のティーラウンジでお茶。ちょっと高台にあるから目の前の芦ノ湖の眺めがよろしい。今日は晴れているとは言え雲が多く、富士山が部分しか見えなかったのは残念。11月とかくらいなら晴れているそうだが。


 海賊船に乗って桃源台に戻る。元箱根で分かれて帰宅しようかと思っていたのだが、船は船で良かったな。20年以上前に乗ったのは海賊船ではない方だったはず。船では今回のメンバーはみな何とかなので高いところに登る。深良水門、湖尻水門というのが西岸にあるそうだが、ちょっと分からなかったのは残念。桃源台は湖尻よりも施設が格段に良い。小田急は箱根に集中投資するという記事が前にあったが、これだと客が集まるだろうな。そう思いながら湖尻に戻る。素早く第三新東京市土産の饅頭を購入し、車に乗る。箱根湯本までと言う話だったが、無料になっていたことを知らなかった箱根新道から小田原厚木道路流入されてしまう。結局、都内まで拉致され、池袋経由で21時過ぎに帰宅した。おかしい、元箱根で分かれていれば17時前には帰宅できていただろうし、桃源台でも18時くらいに帰宅していただろう。下手に安く済ませようとすると逆になるということだな。ううむ。