雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 今日は日フィル東京定期。本来なら金曜日の会員なんだが、昨晩は会社の都合で振り替えた。13日の金曜日だからではないが、これには足を引っ張られたと言うか。

  • 演奏に先立ってプレトークがある。午前中、演奏について WebPage に書かれているのを読んでいたら長くて読み終わったときにはプレトークに微妙な時刻になっていた。
  • 急いで用意して出かけたら昼間は東京行きが30分近く開いてしまう事がある。
  • 待っていてやって来たのに乗って座ったらチケットを忘れた事に気がつく。
  • 降りようとしたらドアが閉まった。一駅隣で折り返し。

ということでプレトークには間に合わなかった。演奏会自体には十二分に余裕を持って到着したんだが。


 今日の演奏会は日本フィルシリーズの再演ということで1960年代に初演された曲が並ぶ。

  • 戸田邦雄:合奏協奏曲<シ・ファ・ド>(約18分)
  • 山本直純和楽器管弦楽のためのカプリチオ(約25分)

<休息>

指揮は読響正指揮者の下野竜也。数年前のミューザフェスタでプレトークに浴衣兵児帯下駄(草履?)団扇もって黒いサングラスという格好で出て来た印象が未だに強い。しかし指揮は確実。コバケンなんかよりも制御力が必要な曲を振らせたら確実に力量は上だろうと思わせる。今日も見事に振り切ってくれた。


 これらの曲が埋もれてしまったのは編成も絡むだろうな。前半は和楽器やドラムスにギターが要る。後半はそうではないけれど、黛の曲は短すぎるし単独で演るには静寂すぎて目立ち難い。松村の曲はパンフにもあったがぐちゃぐちゃした感じで1回聴いただけでは良く判らずに終わる。一番判りやすかったのは山本だ。ただ、途中でドラムスのカデンツァ状態なところがあって指揮者も手を休めオケも鳴らずというところは長過ぎたような気がする。視覚的にも興味を惹く部分があり身を乗り出して舞台を見ている人が多かったな。戸田は平明だが再演されなかったのは編成だろうか。いずれの曲にせよまた聴いてみたい物ではあるが、さて、再々演はあるだろうか。


 そのあとは珍しくバスで新橋に戻る。普段は夜だからバスに乗っても見えないからだが。鳩居堂で匂い袋を買った。たまに、この匂いが嗅ぎたくなるのだが、しばらく買わなかったな。レティナの Mac Book Pro も実物を初めて見た。ふむ、これならフォントの違いも拡大しなくてもはっきりと判るなぁ。適当にウィンドウショッピングして神保町まで。書泉グランデは品揃えがますます自分とは縁が無くなってくる。三省堂も上の階を巡回しなくなって久しい。昔は本は神保町に来れば済んだんだが、この頃はソフトウエア関係は池袋のジュンク堂が探しやすいし、それ以外はお茶の水丸善とか新宿の紀伊國屋南店とかだな。人が多い所の本屋は棚が荒れていることが多いから避けたいが、難しくなって来た。


 帰宅して駅前で食材を買おうとしたらちょうど閉店時刻だったので別の店に行く事に。今日は最後まで13日の金曜日の影響が有ったと言うことだな。