雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 朝3時過ぎに目を覚ます。隣から相変わらずのカエルを絞め殺したような呻き声が聞こえている。身体にかなりな負担をかける発声だ。何とかは頑丈だって言うかが、その通りだな。こんな調子で朝まで続くはず。一晩中御苦労さんなこった。


 今日は日フィル東京定期の日。今の勤務地からは初めて行く。荷物を自宅に置いてから行ったのでギリギリで飛び込む。経路は東京メトロ東西線飯田橋乗り換えで六本木一丁目駅まで。溜池山王駅よりもサントリーホールに近い。縁の無かった路線だから気にしたことが無かった。


 演目はドボルジャークでチェロコンと交響曲第八番。ソロはジャン・ワンに指揮はこの4月に70歳になって桂冠指揮者の称号をも受けた小林研一郎。今日の曲は有名曲だが曲名を記憶しない私にはメロディが思い浮かばない。でも、曲を聴くと知っている。そうして聴いているとなかなかの熱演と判る。コバケンとならそうなるよなあ。最初は管が大きめなバランスのように思えたが、それは私が脇に座っているからで、正面からだとちょうど良く聴こえるのだろう。


 ソロがたった時はアンコールがあることが多い。今日もあった。聞きなれない曲だった。二胡の曲を聴いて居るような感じだと思ったので帰りに出口に掲示しているはずだと見てみたら、果たして中国の曲だった。またアンコールの曲目はウェブページにのせていると言うのは初めて知った。


 精妙なとは言い難いがコバケンとなら熱演と言う期待通りの演奏が聴けたから、まずは満足だ。四谷までクーリングを兼ねて歩き中央快速線で帰宅した。