雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 例の件で朝っぱら役所の消費者相談センターに電話した。すぐにつながった。役人言葉とよく言われるが役人話法というのもあるわけで「〜であるが〜のときはどうで、また〜であるときに限って〜としている。ただし〜ならば〜しない。」というような話し方をする。厳密に話そうとするとこうなるのは解るが出勤前の時間がないときなので多少いらつく。最初は互いに探り合うような面もあり、すぐつながったことからして相談は余りきていないのではないかと見限りかけた。これ以上話をしていても無駄かもと。でも、誘導してゆく方向が見えたので乗っていると、最後には「連絡をもっといれてみろ」、「内容証明で要求を送っておけ」ということにたどり着いた。そして送り先について事細かに指導してくれた。最初から、それを言われたらカチンとくるのは確かだが、それだけ情報を握っているなら早く出してほしかったものだ。おかげで駅では電車に乗るために階段を駆け上がる羽目となる。


 会社では他人の作業がクリティカルパスになっていて待機状態。作業できず。仕方がないから、前から気になっていた「 X Window のアップデートした資料を作成してみよう一人で裏のプロジェクト」を始動してみた。X Window は1992年頃に X11R5 ヴァージョンの大部の本が発行されたが、順次絶版となり、そのあとは少なくとも2000年以後は日本語の本は出ていないはず。X Window 自体は仕様フリーズした訳ではなく現在では X11R7.4 に達している。特に X11R6 でそれまでとは事細かに改良されているので昔の知識や日本語本では対処しきれない。その方面で色々と英文の資料を読んだり試作したりして製品を作っている訳だが、それを日本語の資料としてまとめておかないと世代継承出来なくなる。古い資料と現状の食い違いを明らかにする物を作成しておくことはその助けになる。本当はこういう基本的な文献は数年毎でもアップデートした版を出して欲しいものだ。元々の出版は継続して出ているのだが日本語に訳する手間と売れ行きが余り見込めないのだろう。流行の時期にだけ翻訳版が出る。既に若手は X Window は古い技術だからやりたくないと公言している。確かに流行ではないが基盤ではあるのだな。


 帰宅してからは朝、指導を受けた内容証明郵便の作成。日本郵政のページに一枚あたりの行数とか文字数が規定されている。余り長々とは書けない。要旨に絞って作成。全部で3部を持ち込むのか。夜間窓口でも受け付けているようなので集配局まで出しに行く。そこで分かったことは内容証明郵便に必要な項目が不足しているということ。差出人と受取人の住所と氏名ねぇ。それも含めての行数と文字数らしい。手書きで追記する。そしてその後で更に分かったことは受け付けた郵便局が定型の文言をスタンプするのに必要な余白が無いと紙を貼り足して、そこに押捺するということ。今まで内容証明なんて送ったことも貰ったこともないからな。出して帰ってきたら「上」が出張から帰ってきたところだった。某詐欺的事件で役所に指導を受けたから内容証明を出してきたという話をしたらアレの被害を受けたのが身近にいたとはと言われる。そうなんだよ。面倒なのと後々ややこしくなるのは嫌なのだが、今回のは放置しておいたら、いいカモと思われて無断で引き落としが続くかもしれない。裁判に出ても勝てるだけの準備はしておきたいのだな。