雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 長期出張が一先ず終わって気が緩んだのか熱っぽい。念のために休暇とする。


 夕方になってそこそこ体調が戻ったのもあって、エルガーの「ゲロンティアスの夢」のアンドリュー・ディヴィス盤を大き目の音量で聴き返してみる。まぁまぁと言うところかな。人に薦めるなら今はこれだろう。その後に歌手に難があって駄目の烙印を押したエド・デ・ワールト盤を出だしだけ聴き返してみたのだが、こちらは録音の良さと言い、曲の解釈と言い、歌手の問題さえなければと思わされる。歌手については心の中の声なのだから老人役だからと言って若い声でも良いではないかと言う好意的な評を見かけているが、さて、声の聴きやすさ、または、声の役に合ったと思われる声を優先するなら、劇を無視して美声だけに酔っていた20世紀初頭までのペラキチと何ら変わることの無い態度だとも言えるのだな。この評はそういうことからすると正しい。と言うことで声のことは一先ず措いて、しばらくはこの2つを繰り返し聴いてみることにするか。