今日は徒歩徘徊。朝一でシャワーを浴びてから着るものを選んでいると黄色い靴下があったら良さそうだった。今日何処かで買おう。家を出てからは先ずはバスで移動。クーラーの吹き出しが当たる一番後ろの席は占められたので運転手の背後の席に登る。ここは座席が高い分、噴き出し口に近いと言う利点がある。欠点は高齢者はご遠慮くださいとされる足場の悪さだが、未だ問題無く昇り降り出来る。へー、今日の星占いは1位か。それにしても途中からは混雑度が増していって最後には身動きが取れないほどになっていた。こんなに暑いのに良く出歩くな(とブーメランなことを思う)。
駅前で軽く腹ごしらえをして駅の広場を歩いていると都知事選候補者の駄目ん舫の応援演説をしている大学生がいた。演説と言うには声も弱々しく、内容もお前本当にそれを信じて言って居るのかと言いたい。政治家なら何十年も先の事を見据えて欲しい。目先のダメダメだけではな。田中角栄は生前は叩かれまくっていた印象が強いが此の頃ではビジョンも実行力も有ったと評価されるようになってきているのだから。
井の頭線の方へ行くコミュニティバスが来たので乗ってみる。実は初めてではないが、かなり前に乗ったので終点で降りるとちょっと駅の先についてしまうと言うのは覚えていたのだが、どこで降りたら良いかが分からなかったので、最後まで乗った。その分、乗り継ぎの井の頭線は1本後となった。このまま渋谷まで。その昔は渋谷は良く行って居たが近年はそれも稀になり、コロナになってからは初だ。神泉のホームはそう言えば延長されたんだっけと思った。1995年9月か。その頃はこの辺りをほんとうにウロウロしていたな。ホームの長さが短かったのはそれよりも前に高校の放課後等に通っていたころだ。昔の事は覚えていてもちょっと新しくなると(それでも十二分に太古の昔)覚えていないのだなぁ。マークシティの下で大体こちらだろうと歩いていると、まぁ、それ程は間違いなく。109の辺りに出たのでロフトへ行ってざっと見て、ハンズへ行って、ここも品揃えが変わってしまって、物を作ると言うよりは、ややアイディア商品寄りと言った方が良いようなものとかデザイン物が増えている。それにここで場所を占める物(例えばベッド)を並べると言うのもなぁ。渋谷でハンズが出来てから10年も経っていないころだが、大学の客員の先生が、ハンズに行くと実験役に立つものが有るから見て回ると良いと言っていたが、そういう趣味の物作り関係のものが大幅に減ってしまった。子供向けのキットとかもね。
次にTowerへ行って見る。ここも10年くらいは来ていないかも。売り場が見事に小さくなっているな。まず、客が居ない。私が見ている間に2組くらいか。1組は海外からCD探しに来たような会話をしていたな。配信が良いのは判る。とは言え、moraみたいに打ち切られると聴けなくなるからな。と言うことで棚を見ていたら、その聴けなくなった演奏のCDを見かける。信時潔の「海道東征」。北原幸雄指揮、東京交響楽団のもので、「海行かば」がフィルアップとして有るのは判るとして、「学習院院歌」が信時潔作曲だからと言って収められているのは良く分からない。で、このCDを見つけてしまったので、それまで流し見していた棚も含めてじっくり見てしまった。その結果、先日、日本でイギリスのロイヤル・オペラの音楽監督退任を前にして「リゴレット」などを振ったパッパーノが、ロッシーニの「グロリアミサ」を振ったものを見つける。2022年にサンタ・チェチーリア管か・・・あれ?「ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団」と書いてあるな。音楽院のじゃなかったっけ。調べて見たら同じものだった。後、見つけたけれど手を出さなかったのはバッハのロ短調ミサ。聴いてみたいと思って未だ聴いたことの無いルドルフ・ルッツ指揮のバッハ財団合唱団とバッハ財団管弦楽団の演奏。10年くらい待てば中古に流れてくるかもしれないが、10年と言うのが先に過ぎるかもしれない。その後、下のフロアに降りて行って、興味がないジャンルが多いと思いながらも洋楽系はその昔聴いていて、この間、BCRのメロディがで鳴っていたのを思い出して棚を見て見るとベストが有ったので手を出した。すぐ横にBeatles。小学生の頃は街の中でもラジオでも良く流れていたからサビなどは頭の残って居たりするが、曲名をちゃんと覚えていないのでメディアを購入しようと思いながらも未だに買ったことが無い。幾つか手を出して見るかなぁ。
次に神保町へ回ることにして、しかし直通の半蔵門線ではなく銀座線渋谷駅に上がろうとしたが渋谷駅が訳が分からなくなっているので一旦田園都市線の上と言う地下を経由してから上に上がる。で、わざわざ青山一丁目で半蔵門線に乗り換える。開業当初はここまでで乗り換えていたから久しぶりに乗り換えてみるかと。記憶がほんの少しだけ残っていて、そう言えば狭い短い階段を降りたなぁと思ったら、それは正しかったが、その先はさっぱり覚えていなかった。
神保町で降りて、何時もの自販機で水分補給をしてディスクユニオン。見つけたのはハンス=クリストフ・ラーデマン指揮、ゲッヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト、バッハ・コレギウム・シュトゥットガルトの演奏。CARUS社の楽譜出版部門から発売された校訂版楽譜を使用して演奏というが、歌ったことが無いのでそこまで分からん。と言うか歌っていたとしても、そこまで気にしている歌い手では無かったからなぁ。お茶の水ではメンデルスゾーンの合唱付き作品の箱をゲット。中央総武緩行線の乗って、そろそろ雨が降り出すようだが未だ大丈夫なようなので代々木で降りて高島屋へ。雷が酷いが雨は未だだ。和菓子を購入して、ここでもディスクユニオンへ。しかし、ここでは特にゲット無し。
この時点で稲妻が煌めき雷鳴が轟きまくる状態になっていて、どうやって帰宅するかで暫く悩む。乗り換え案内によると停電したりしているようだ。リカバリしやすい路線を選んだが、それでも到着駅では雨が止むのを待つ羽目になる。漸く落ち着いてきたのでバスに乗って帰宅した。