雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 結局、午前半休にしました。ごたごたを片付けて11時ごろに、この冬に着ていたコートをクリーニング屋へ持って行く。実を言うと今までクリーニング屋なんて使わなければならないようなことは無かったのだった。着ている物はクリーニング屋不要だったからな。自宅で洗濯すれば済んでいた。また汚れがひどくなる前に破れたりしていたから。しかし、このコートはそれなりにしっかりしたものなのでそうそう破れるようなことは無い。ちゃんとクリーニングに出してやろうと思ったわけで。そうしたら期間は1週間程度かかるようだ。即日を売りにしているところもあるんだが、これは撥水加工とかも頼んだからだろう。と言うか冬ものだから冬までかかっても構わないんだがな。


 健康の面談は案に相違してあっさりと終わった。昨年の同時期に面談した医者だったので顔を見た瞬間に思い出してくれたらしい。と言うことで体組織計でデータを取って多少注意を受けた程度で終わり。たったこれだけのために、と言う気がした。


 今日は日本フィルの東京定期。第669回。指揮は話題のピエタリ・インキネンでブラームスの「ピアノ協奏曲第一番」とブルックナーの「交響曲第七番」でピアノはアンジェラ・ヒューイット。この人はハイぺリオンレーベルで良く見かける。今日のピアノはファツィオリピアノ。コンマスがゲストコンマスでヴェサ=マッティ・レッペネンと言うフィンランド人。インキネンが音楽監督を務めているニュージーランド交響楽団コンマスだそうな。今日は18:30分からプレトークがあっていそいそとホールへ向かったのだった。話題はやはり首席指揮者就任。演奏会形式のオペラとか増えるかも。


 ブラームスはここしばらくこの手のを聴いていないよなと思いながら聴いていた。演奏がどうこうじゃなくて単純に私が聴いていないと言うだけの話だが。休憩を挟んでブルックナーは前に聴いたヘンヒェンの記憶があるからインキネンがどこまでかっちりとやってくれるかと思いながら聴き始めたんだが最初の数小節で身を乗り出してしまった。その後はマスクが邪魔で外してしまう。ホールの中なら大丈夫だろう。演奏はブルックナーで良く形容される音の大伽藍というのとは違うがスマートな爆演と言う感じかな。ワーグナーを得意にしている人だし、それに応対する日フィルがラザレフに鍛えられて大音量を出せるようになっているから。体が音に共鳴するのも楽しみながら。背中を椅子に預けているとこの共鳴感は楽しめないんだよね。全体として最後にブラボーがさく裂していたのも頷けるまぁ満足な演奏だった。今度は3番か8番をやってくれないかな。


 帰りは悩む。上野まででてしまおうか、それともいつもの通り東京で行こうか。横浜までは南北線と東急にしようか。結局、いつも通りに東京へ出た。22時ぐらいになると東京でも座れるのだな。オーケーだ。