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　昼過ぎに某ＣＤショップへ行く。１２月１５日過ぎに発売予定のＥＳＯＴＥＲＩＣのＳＡＣＤのオペラボックス９枚組。ショルティの魔笛にクーベリックの魔弾の射手にセラフィンのトロヴァトーレにカラヤンのカヴァレリア・ルスティカーナと道化師。店の中を見渡して物が無いのである意味安心する。発売日情報が二転三転して１５日だとか２３日だとか、いやいや２０日には既に出ていたとか有ったので、既に売り切れてしまっているのだろう。それなら懐も痛まない、とか思っていたのだが店員に尋ねてみると有ると言う。ううむ。しかし１秒後には貰いますと言ってしまっている自分が居る。買わない筈じゃ無かったのかと自分に問いかけながらも頬は緩むのだな。ああっ、買ってしまった。

　買ってしまったと言えばＣＣＤカメラ。ＳＡＣＤプレーヤの表示が見えないのだな。それでＣＣＤカメラで写してＰＣ上に表示すれば良いだろうと。それには最低の物で良いはず。と言うことで千円程度のジャンク扱いの物を購入した。帰宅後にＳＡＣＤプレーヤを映してみたら、ＰＣのディスプレイ上で画面を広く占拠するのは好ましくないが望む機能は満たしているので及第と言うところ。

　そう言えば今日のバスの車内で痴呆症のばあさんを連れていた女性がばあさんにどなりつけていた。どなりつけるのは拙いんだそうで。痴呆症と言うのは見方が変わってしまっただけで論理は通っていると思って相手をするのが良いらしい。何でこういうことを言うのかなと推し量りながら相手をすると、落ち着いてくれるのだと言う。しかしうちはまだそこまで進んでいなくて他人事だから良いが実際にあんなようになったら対処できるかと思うとちょっと頭を抱えてしまう。