雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 一日引き籠り。思ったよりも時間が経つのが早かったな。気が付いたら日が傾いていた。


 今日、かけていたCD等はマリア・カラスのベストにブーレーズラヴェル等をはじめとする6、7枚。カラスは57年くらいまでは声も良い。それよりも後は高音が不安定ってのはこういうことを言うのだなと思ったり。録音は60年代は格段に改善されるが53年くらいのでも聞いて鑑賞する分にはさほど問題は無い。まぁ悪くないものを選りすぐってベスト盤にしたからかもしれないが。いずれにせよこれは手を出してみてもよさそうだ。


 それに対してがっかりしたのはブーレーズ盤。SACDの初期盤だからかもしれないし、またはもともとも録音がDSDでは無さそうだと言うのもあるかもしれないが、SACDを聴いていると言う感じがしない。演奏自体はBPOだから悪くは無いんだが60年代のクリュイタンス/パリ音楽院管と比べると特色は薄いな。下手でも「味」の一言で長所扱いされることもあるんだから。10年経ってリマスター経験も積んだだろうからリマスターをやり直して欲しいものだ。ううむ。