雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 朝から駅は人が多い。モールの開業待ちだろう。後で聞くと今日は9万人が集まったという。全員がJRで来たとしたら普段の乗降人数の倍じゃないかな?まったく何処までが本当やら。


 定時で上がったがモールに見物に行く訳ではなくサントリーホールを目指す。今日は日フィルの東京定期。<ラザレフが刻むロシアの魂 シーズン1 ラフマニノフ>ということで演目はショパンのピアノコンチェルト第一番にラフマニノフ交響曲第一番。ピアノソロは岡田博美、指揮は首席指揮者のアレクサンドル・ラザレフ。コンマスは扇谷泰朋。ショパンのは記憶に有るがラフマニノフはどうだったかな。二番はCDを数枚持っているが。ショパンはまぁまぁ。ソリストのアンコール無し。毎回楽しみにしているのだが。休息を挟んでいよいよ始まるラフマニノフ。うむ?日フィルってこんなパワフルだったっけと思う。ショパンの出だしがやや弱々しかったから尚更だ。いつもよりも格段に気合いが入っている。これで後はアンサンブル能力が向上してくれたらな。入りや合わせが後ほんとにもう一息なのだ。微妙なんで気にしなければ気にならないのだけれど。何十小節に渡って旋律を動きながらハモリ続けてくれるとな。まだその中で離合集散しているように聞こえるときがある。


 ああ、脱線した。ラフマニノフだ。やはりこの曲は聴いた記憶が無い。ラフマニノフだという感じも弱いな。騒々しいというのは当たっている。初演の批評は最もだったかもしれない。崩壊したような演奏で、これを聞かされたら五月蝿いだけだろう。これは失敗作ではないという意見を確認するには、もう少し聞き込んでみる必要がある。