雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 昨晩、小冊子を片付けていたら川崎のミューザでフェスタをやっていることに気が付いた。在京9オケが代わる代わる出演する。昨日は気が付いたのが遅かったので行きそびれたが今日はマチネで読響がオールワーグナープロだというので、昨晩から砂だししていた蜆で味噌汁とヨーグルトというノン炭水化物な朝食後に出向く。うちのあたりは雨が降っていたが川崎ではなんとか持ちこたえていた。


 さて、ミューザ。初めてだ。なんとかチケットセンターにたどり着いて当日券を購入。どんなホールだか知らないので2階のまんなかと言う真っ当な席を選ぶ。たまたま、そこの2席がスポットで開いていたという幸運があったわけで。急遽キャンセルでも入ったように見受けられる空き方だな。チケットを確保してからは隣のラゾーナに行ってみる。まぁシッピングセンターな。昼食前の時刻なので余り惑わずに適当な店に入って昼食をとる。チケットを見せると割り引いてくれた。同じ場所にビックカメラがあって、そこでたまたま万歩計の展示しているコーナーを通りすがってしまう。この間からの歩行でどれくらいの歩数なのか知りたい。いや、今考えてみると距離と時間から運動強度が割り出せるから、それから算出できたんじゃないかと言う気もするが、まぁ、買ってしまったのだな。それも活動量計という高い代物を。これは先日の土日のときにつけていた人がいた。悪くなさそうだったので飛びついてみたのだが、さて実際にはどんなものかな。


 時間は14時になる。開場だ。14:15からプレトークもある。浴衣に鉢巻、サングラスに団扇という格好で出てきた人が居る。正指揮者の下野竜也。前半がワーグナーについてで後半が楽器について。低音の管が次々と出てくる。ワーグナーチューバはホルン系が吹くということはヂツは初めて知った。音を聞かせるための例としては、ラッパは正露丸の曲を吹いてゆき、ワーグナーチューバはコントラバスチューバ1+ワーグナーチューバ4の編成でブルックナー交響曲第7番の第二楽章(だったかな)だけではなく、ヤッターマンのテーマをアンサンブルしていった。なお、こういう曲で反応出来るのはせいぜい私くらいの年代なんだが、生憎と客層がミスマッチ。平日の昼だからお年寄りが多い。


 このホールに入ったときに面食らったんだがホールの中が左右対称ではない。妙なところでうねった様に席が配置されていたりする。平行面を避けて反射を抑えようとしたのだろう。しかし席がちょうど4階相当の底面の角度の問題で反射音が良く聞こえるところだった。そのに気をとられたりしていていた。次回は別の席で聴いてみたいもの。


 「ジークフリート牧歌」では初演にできるだけ近づけたいと言うことで弦はワンプルトに管は一人程度。そして階段で初演されたのだからと管はできるだけ雛壇に列で並ぶ。効果は余り感じられなかったな。客席から舞台は離れすぎているから。これが室内でだったらハッキリするのだろう。「マイスタージンガー第一幕への前奏曲」で終わったがアンコールがある。たぶん「ワルキューレ」だろうと思っていたら案の定。演奏自体は1時間ちょっとという長さだったので、やや物足りなかったが飢えは満たされた。それとヴァイオリンでボウイングがかっちりしている人が居た。それを見ているだけで凄いなと思ってしまう。ソロで聴いてみたいものだが。難しかろう。


 ということで終わったときにチケットセンターに直行して別の日の席を押さえてしまいました。今度は3階だ。確保後は駅の東側を歩く。絶妙バーガーも食べられた。帰宅は立ったままになった。方向的には仕方が無い。そのせいでもないだろうがシャワーを浴びて出てきたら出歩く気力が失せました。もう人歩きして距離を稼いでみようと思っていたんだが。残念。