雑KiN3-改

ここは自分にとっての過去ログです。すなわち、他人にとっては単なるゴミ。

 水曜日に定例の医者に行ったところ、大丈夫だった?と尋ねられました。寒暖の変化が激しくて想定よりも多い人数が発作を起こしたかららしい。こちらも胸の周りは保温に気をつけていましたが、発作の手前程度の感じが続いてヒヤリとしていました。そういう訳ではないだろうけれど今日は体調が崩れて休みを取る。無理をすると割に合わないくらいの反動が出るからなぁ。そうでなければ特に問題は無く過ごせるのだけれど。


 と、言う訳で自宅で X Window 関係の調査と試作を延々と。会社では調べられないので調べることができる自宅では捗るのは有難い。会社でも今居るところでは丸で調査が出来ないんだが他のところでは理解があって調査が出来るのだな。何となく不公平に感じるがセキュリティ絡みで仕方が無い。それとクリアデスクということで会社に資料を置いておけないのも能率が悪い。自宅に帰ってから手持ちの本を漁らなければならないのだから。調査や試作のために資料に当たらなければならないのに手元に置いておけないのは謎だ。それと試作に当たっては使い慣れたハンドブックのようなものも必要。ハンドブックと言っても広辞苑クラスの厚さの物だったりする。それも一冊ではなくて何冊も。部署によってはクリアデスクは能率を上げるのかもしれないけれど、そういうのではない部署まで十把一絡げなのは幹部が自分の会社の特性を理解していないのだろう。


 そういえば昨日、総務省が噂を集めるシステムを作るのに数億円の予算を請求すると言う話を出したら数時間後に同等の機能を持ったシステムを公開した人が居た。2時間程度で出来たらしい。この話を聞いたときに、大体どう作れば出来るかが見当がついた。しかし、理解していなければ数億かけても不思議に思わない。知識は必要なんだが。


 ところで、試作中の出来事をメモ程度に1つ2つ。まずは試作して走らせて見たら最初は何も表示されなかった。Linux のウィンドウが gnome ベースだからかと思って、CUIで動作させて xinit で素の X Window にしてから走らせるべきかと思って調べ始める。ところが、調べて試してみても、どれも駄目。見た目に関係する gdm を止めると電源断してリブートしてしまう。gnome のアプリを作ってウィンドウが表示されるか試してみようとしたら、参考にした資料が古いようで make のパスの修正やらに手間取ってあげくの果てにはリンク出来ず。起動関係からと思って /etc/inittab を見ようとしたら無い。あちこち調べたら今日びの Linux は SysV 系の起動シーケンスを止めて upstart と言う物でやっているらしいと言うことが判る。ただ、エミュレートしているらしいので昔のやり方も出来なくはないらしいけれど、それでも駄目。


 そこそこ時間をつぶしたあげく初心に戻って簡単なアプリで様子を見ようとして書き直したらあっさり表示される。何が違うのだろうと精査してみたら何のことはない、XFlush() が抜けていた。でも、まぁ、これで先に進める。表示のための XOM について調べて組み込むのが目的だったが、調査途中で寝る時間が近づいてきたので一旦中止。おやすみなさい。